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2020年06月21日19:55

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「20年史」以後の新潟交通から(第5回・70年代後半)

今回も、新潟県立図書館に所蔵されている社内報「月刊新潟交通」のうち、「新潟交通20年史」が刊行された1966年以降のトピックから独断と偏見で触れてみます。
で、今回は1970年代後半から。


【年度別の乗合用新車購入計画】
マイミクさんの中には、なじみ深い車両も多いのではないかと思います。
当時は年間50両前後を新車購入しておりました。
既に利用者数が減少傾向にあるとはいえ、まだこれだけの新車を購入できるほどの余裕と本数の多さを感じることができます。

1975年度
・三菱B623 12両など

1976年度
・大型40両、中型15両、貸切改造16両
大型の内、いすゞBU04Dの5台(新22か858〜862)は中扉部の床高88cm。
低床車と称され、新潟駅前営業所に配属されたそうです。
信濃町・浜浦町の両線が主な活躍の場だったとか。

1977年度
・いすゞBU04D 23両
・日産ディーゼルU20H 5両(全車低床)
・三菱MR410 20両
他、貸切改造8両

1978年度
・いすゞBU04D 23両
・日産ディーゼルU30N 9両
・三菱MP117K 9両
・三菱MP117N 13両
・日産ディーゼルRA50M 5両(高速バス長岡線用?)
長尺車は後扉に自社独自の反転装置敷扉を採用。閉まりかけた扉に障害物が当たると自動的に戻るもの。

1979年度
・いすゞBU04D 30両
・日産ディーゼルU30N 15両
・三菱MK115H 3両
・三菱MP117N 19両
運転席後面の表示灯「次とまります」から「ブレーキ注意」に


【消える循環線、路線の改廃】
1975年6月25日、昭和橋線と新昭和橋線の運行区間が短縮されました。
それまでは新潟駅前〜昭和大橋〜古町〜新潟駅前の循環運行で、昭和大橋先回りが1系統、古町先回りが2系統をそれぞれ名乗っていました。
運行区間は新潟駅前〜昭和大橋〜古町通八番町に短縮され、1系統に集約。あわせて、別途設定されていた県民会館経由便が廃止されました。
なお、1系統は1987年4月1日に6系統(白山前〜湊町〜入船営業所)と統合。2015年9月5日の新バスシステム開始により廃止されます。

1976年9月1日には、帝石橋環状線(バスセンタ―〜平島〜帝石橋〜鳥屋野〜バスセンタ―)の運行区間が短縮。バスセンタ―〜鳥屋野〜帝石橋〜西部営業所(現・青山二丁目)の運行に改められました。ちなみに帝石橋は、のちに架け替えられ平成大橋となりました。

古町〜桃山町〜船江町線は、1977年4月1日より末広橋〜船江町の運行に短縮。
現在の臨港線【E13】(桃山町一丁目〜船江町二丁目)にあたります。

古町〜牡丹山・県道〜稲葉線は、1977年5月1日より稲葉〜旭三丁目を延伸。
「稲葉・亀田」ゆきの方向幕は、このとき登場したのでしょう。
ゆきよし跨線橋は1974年12月に開通していたのですが、跨線橋を経由しての路線延伸はその約2年5ヶ月後となりました。
なお、1984年3月1日より旭三丁目〜鵜の子を延伸。1986年4月1日からは新潟〜県道〜大江山連絡所の運行に再編され、現在の大形線【E43】へと連なります。


【冬季臨時バス】
1974年11月11日から翌75年2月末まで、早通〜中早通〜早通学校前〜亀田駅前線の臨時バスが運行されました。早通〜早通学校前の間は臨時バス停で対応したとのこと。おそらく冬期間の通学利用に対応したものと思われますが、約10年にわたり毎冬運行されていたようです。


【新崎車庫】
1976年7月21日、主要地方道新潟新発田村上線(県道3号線)泰平橋の東詰に近い北区新崎に、新崎車庫(松浜営業所所属)が設置されました。

当時、国道7号線新新バイパスは未開通で、新潟バイパス海老ケ瀬ICが東端。
このため平日朝の泰平橋は渋滞が慢性化しており、バスも遅延が常態化していました。
新崎地内でバスを降り、泰平橋東詰まで歩いて他方面から合流するバスに乗り換える乗客も多かったそうです。
こうした乗客と泰平橋以西の乗客をスムーズに市内中心部へ輸送すべく、新崎車庫に車両2台を配置し車庫始発3便(うち1便は南部営業所担当)を運行することになったのです。

なお、1977年10月24日に新新バイパス競馬場ICまで暫定2車線が開通。
渋滞の緩和や利用者数の減少もあってか、車庫は1979年4月1日に廃止されました。


【深夜バス・早朝バス】
1976年11月18日、3路線で深夜バス・早朝バスが新設されました。
対象路線は以下の通り。
・新潟駅前〜西小針〜内野営業所(新潟駅前23:40発、内野営業所5:55発)
・新潟駅前〜東跨線橋〜山二ツ〜新潟鉄工所(新潟駅前23:40発、新潟鉄工所6:15発)
→早朝バスの終点はバスセンター前
・新潟駅前→明石通→河渡→河渡新町(新潟駅前23:40発)
・上新栄町→有明→新潟駅前(上新栄町6:17発)

新潟着の最終「とき13号」、新潟発の始発「とき1号」に接続するのが目的。
通常運賃が適用されたそうです。
なお、深夜バスは西小針線を除き利用状況が低迷していたようで、ほどなく廃止されました。
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