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2020年02月26日19:49

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2020.3.14新潟交通ダイヤ改正を眺める(南方面)

新潟市内バスダイヤ改正の詳細を眺めるシリーズの2回目。
今回は、南方面(Sグループ)です。

※鳥屋野線【S2】
土休日総本数 39往復
【S20】曽野木NT 往路20本(-1)・復路21本(-1)
【S21】嘉木 往路13本(+1)・復路12本(+1)
【S23】小須戸 6往復

【S20】1往復(新潟駅前10:10発、曽野木ニュータウン11:01発)が、【S21】に差し替えられます(復路は嘉木11:00発)。
前後の運行間隔は【S20】が現行30〜50分のところ、改正後1時間〜1時間20分に。
【S21】が現行1時間20分〜2時間25分のところ、改正後20分〜1時間40分に。
なお、平日ダイヤの増減便はないようです。


※上所線【S4】
土休日総本数 往路29本(+1)・復路23本
【S40】女池愛宕 往路17本・復路14本
【S41】ユニゾンプラザ 往路12本(+1)・復路9本

往路の【S41】が早朝に1本新設され(新潟駅前7:25発)、これにより上所線の始発が30分繰り上がります。
なお、平日ダイヤの増減便はないようです。


※女池線(西跨線橋経由)【S5】
土休日総本数 往路23本(-2)・復路22本(-4)
【S50】市役所発着 往路18本(-2)・復路17本(-4)
【S50D】D便新潟駅 5往復

減便が実施されます。
往路では、市役所前6:40発(始発便)が新潟駅南口発の【S51】に差し替えられ、始発が現行2便目の同7:15発へと35分繰り下げ。このほか、同14:45発が削減されます。
復路では、女池愛宕6:15発(始発便)の削減により、始発が現行2便目の同6:38発へと23分繰り下げ。また同14:05 15:55発が削減されるほか、同21:21発(最終便)が新潟駅南口ゆき【S51】に差し替えられ、終発は現行1本前の同20:27発へと54分繰り上がります。
以上により、減便時間帯の運行間隔は現行10〜45分が、改正後55〜75分となります。


※女池線(新潟駅南口発着)【S5】
土休日総本数 往路19本(+1)・復路21本(+2)
【S51】女池愛宕 往路18本(+1)・復路20本(+2)
【W73】白根(区快) 1往復

西跨線橋経由が減便となる一方で、こちらは増便となります。
往路の新潟駅南口6:40発と復路の女池愛宕21:25発は、市役所前発着【S50】から差し替えられたもの。これにより往路の始発が25分繰り上がり、復路の終発が50分繰り下げられます。復路では女池愛宕16:15発が新設され、前後時間帯の運行間隔は現行1時間05分から、改正後25〜40分へと短縮されます。

今回の改正で、土休日の女池線は市役所前方面の西跨線橋経由【S50】【S50D】と、新潟駅南口発着の【S51】【W73】との総本数差が縮まりました。復路に至っては1本差です。古町地区の商業地としての衰退を背景に、新潟駅へのアクセスに主眼をおく傾向が強まったようにも感じます。

なお、西跨線橋経由系統・新潟駅南口発着系統とも、平日ダイヤの増減便はないようです。


※長潟線【S6】
平日総本数 76往復
【S60】西跨線橋・市役所 往路19本・復路19本
【S60D】西跨線橋・新潟駅D便 往路8本・復路8本
【S61】駅南〜南部(営) 往路38本・復路40本
【S62】早通・西跨線橋・市役所 往路6本・復路4本
【S63】駅南〜大江山 往路5本・復路5本

本数は各系統とも変更ありませんが、基本系統の【S60】とダイレクト便【S60D】で運行時間帯の交換が発生しています。

【S60】から【S60D】への延伸が、往路の新潟駅前13:51発(現行は市役所前14:05発)と復路の南部営業所10:50発の1往復。逆に【S60D】から【S60】への短縮が、往路の市役所前22:52発(現行は新潟駅前22:39発)と復路の南部営業所21:52発(現行は同21:55発)の1往復です。現行では市役所前発着の最終便をD便としていますが、改正後は基本系統での運行に戻ります。日中でのD便化は、やはり高齢層を中心に直通化への要望が強かったのではないかと推察します。

土休日総本数 往路53本(+2)・復路47本(+2)
【S60】西跨線橋・市役所 往路22本(+1)・復路20本
【S60D】西跨線橋・新潟駅D便 往路2本・復路4本
【S61】駅南〜南部(営) 往路28本(+1)・復路22本(+2)
【S62】早通・西跨線橋・市役所 往路1本・復路1本

これまでの改正と同様、新潟駅南口〜イオンモール新潟南の買物客を主なターゲットにした増便が実施されます。

往路では、現行の新潟駅南口6:55発【S61】を延長させ、市役所前6:41発【S60】に差し替えます。イオンモールへの通勤利用に配慮した対応なのでしょうか。【S61】では新潟駅南口9:15発に加え、8時台にも1本増便。これにより、新潟駅南口発7:55〜9:25の運行間隔は、現行25〜30分のところ改正後10〜20分に短縮。9時のモール開店へのアクセス改善が図られたことになります。

復路では、南部営業所6:00発→新潟駅南口6:18着の【S61】が新設。これにより始発が29分繰り上がり、新潟6:33発の上越新幹線Maxとき302号への乗り換えが可能になります。
このほか、南部営業所18:07発の【S61】も新設され、前後の運行間隔は現行25分から改正後15〜20分に短縮されます。


※スポーツ公園線【S7】
平日総本数 往路27本・復路25本
【S70】市民病院 往路11本(+1)・復路15本
【S70】学休日運休便 往路のみ4本(全便、新潟駅南口臨時バス停発)
【S71】曽野木NT 往路11本(-1)・復路9本
【S72】大野仲町 1往復

往路の新潟駅南口10:42発【S71】の運行区間が短縮され、【S70】に差し替えられます。
これにより前後時間帯の【S71】運行間隔は、現行1時間05分〜1時間30分のところ、改正後2時間35分に。

土休日総本数 往路21本・復路18本
【S70】市民病院 往路11本(+1)・復路10本(+1)
【S70】学休日運休便 往路2本・復路1本(往路は新潟駅南口臨時バス停発)
【S71】曽野木NT 往路8本(-1)・復路7本(-1)

昼の【S71】1往復で運行区間が短縮され、【S70】に差し替えられます。
往路は新潟駅南口12:10発、復路は曽野木ニュータウン12:45発(改正後は新潟市民病院12:52発に)が対象。これにより前後時間帯の【S71】運行間隔は、往路で現行1時間〜2時間40分のところ、改正後3時間40分に。復路で現行57分〜3時間35分のところ、改正後4時間32分に開きます。


このほかの各路線でも、時刻変更などが実施されるようです。
次回は西方面(Wグループ)を予定しています。



さて、本日の新潟市議会で、中原八一市長はBRT第2期導入区間(新潟駅〜市道弁天線・都市計画道路鳥屋野潟公園線〜鳥屋野潟南部地区)について、白紙再検討としたうえで2022年度末の新潟駅高架下交通広場完成までにこの区間のバス路線のあり方を示す考えを明らかにしました。これまでの拙稿からの流れでいえば、「やはり」というのが率直な感想です。
このへんについては、機会を改めて「浅く」論じてみたいと思います。
(時間がとれず、できない可能性あり)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20200226/1030011318.html

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