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2020年02月25日12:32

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2020.3.14新潟交通ダイヤ改正を眺める(新潟市中心部路線)

21日に概要が発表された、新潟交通の新潟市内路線バスダイヤ改正。
一見すると、朝鮮学校前バス停の名称変更が目立つ程度の小規模改正にみえるのですが、各路線の新ダイヤを覗いてみると、土休日を中心に大きく変動する路線があるようです。
新潟市との新バスシステム運行事業協定の更新(今春)をめぐる協議で合意に至っている内容なのかは、今のところ市側からの発表や報道もなく定かではありませんが、取り急ぎ市内中心部路線(Cグループ)から新ダイヤの詳細に触れてみたいと思います。

なお、内容に誤記がみられる可能性もありますので、念のため発表の時刻表(web並びにバスセンターで配布の印刷物)でご確認くださるようお願い申し上げます。
http://www.niigata-kotsu.co.jp/~noriai/route-bus/kaisei/rosenjikoku.htm


※県庁線【C1】・市民病院線【S1】
土休日総本数 往路61本(-6)・復路63本(-5)
【C10】市役所〜駅南 往路47本・復路45本
【C12】県庁〜駅南 往路3本(+1)・復路2本
【S10】市民病院 往路11本(-7)・復路16本(-5)
*往路は新潟駅南口・市民病院方面、復路は市役所前・新潟大学病院方面

市民病院線【S10】で大幅な減便となります。
削減対象となるのは、往路が新潟大学病院10:05 11:43 12:43 13:43 14:43 15:43 16:50発、復路が新潟市民病院9:12 10:56 11:57 14:03 18:06発。これまで20〜30分間隔で運行されていた時間帯を中心に削減され、改正後は約1時間おきが基本となります。
減便に伴い、復路では終発が20分繰り上がり、新潟市民病院17:46発が最終となります。

また、県庁線の往路では県庁16:52発【C12】が新設。前後の運行間隔は現行20分→改正後10〜15分となり、県庁→新潟駅南口方面においては増強となります。
なお、各系統とも平日ダイヤの増減便はみられません。


※浜浦町線【C2】
平日総本数 往路96本(+1)・復路89本
【C20】西部営業所 往路16本・復路21本
【C21】信濃町止め 往路43本・復路44本
【C21】西循環 往路18本・復路5本
【C22】水族館 往路19本(+1)・復路14本
【W15M】有明線ML 復路のみ4本
【W25M】西小針線ML 復路のみ1本

往路の【C22】1本が増発。往路全体でも純増となります。
新設されるのは新潟駅前11:33発。
これにより前後の運行間隔は、【C22】で現行60分のところ改正後は15→45分に。
往路全体(新潟駅前→水道町一丁目)で現行15分のところ改正後は10→5分になります。
なお、各系統とも土休日ダイヤの増減便はみられません。


※信濃町線【C3】
平日総本数 往路24本(-1)・復路30本
【C30】西部営業所 往路7本・復路5本
【C31】済生会第二病院・西部 往路12本・復路6本
【C32】信濃町止め 往路0本(-1)・復路1本
【C32】西循環 往路5本・復路18本

新潟駅前11:27発の【C32】が削減され、同系統の平日往路便が消滅します。
前記、浜浦町線での増発ダイヤに捻出されるのでしょうか。
これにより、前後の運行間隔は現行30分→改正後60分に開きます。
なお、各系統とも土休日ダイヤの増減便はみられません。


※東堀通線【C4】
土休日 往路11本(-4)・復路12本(-3)
全便【C40】で運行

日中のダイヤで減便が実施されます。
往路では、現行の市役所前10:24発から13:04発の間に40分間隔3本のところ、11:34発の1本のみとなります。前後の運行間隔は改正後70〜90分に開きます。また午後も、市役所前13:44 15:04発の2本が削減され、前後の運行間隔は現行40分から改正後80〜85分へと開きます。
復路では、現行の入船営業所10:01発から12:41発の間に40分間隔3本のところ、11:06発の1本のみに。前後の運行間隔は改正後65〜95分に開きます。午後は、入船営業所14:41発が削減。前後の運行間隔は現行40〜45分から改正後82分に開きます。
なお、平日ダイヤの増減便はないようです。


※西堀通線【C5】
土休日総本数 往路15本(-5)・復路16本(-4)
全便【C50】で運行

こちらも日中を中心に減便が実施されます。
往路で削減されるのは、市役所前8:44 10:44 12:04 13:24 16:32発。
復路では、入船営業所8:13 10:20 12:56 16:06発が削減されます。
現行ダイヤで約40分間隔の時間帯を中心に、概ね1本おきに削減される印象。
前後の運行間隔は現行30〜54分から、改正後70〜94分に開きます。


※八千代橋線【C6】
土休日 往路27本(+2)・復路27本(+3)
全便【C60】で運行

一方、西堀通四番町〜入船営業所の間で西堀通線と重複し、かつ新潟駅前へと直通する八千代橋線では増便に。万代シテイ・新潟駅方面への直通志向が強まる結果となりました。
古町地区にある新潟三越(中央区西堀通5)が来月22日をもって閉店するのに伴い、万代シテイ地区への買物客の更なるシフトを見込んでのものなのでしょうか?

新設されるのは、往路の新潟駅前13:52 16:22発、復路の入船営業所8:18 10:20 12:56発。
特に復路では、西堀通線の削減ダイヤに代わって設定される形となっています。
前後の運行間隔は、現行の23〜40分から改正後は10〜30分に。

西堀通線との重複区間では往路-3本・復路-1本となり、往路の古町では対象ダイヤに関係する時間帯での運行間隔が現行5〜30分のところ、改正後は15〜41分に。復路の入船営業所では現行10〜26分のところ、改正後は10〜38分になります。
なお、西堀通・八千代橋線とも、平日ダイヤの増減便はないようです。


※柳都大橋線【C7】
平日 往路18本・復路26本(+1)
土休日 往路11本・復路13本(+1)
全便【C70】で運行

引き続き利用状況が好調の柳都大橋線では、復路で増便があります。
平日では入船営業所8:28発が新設され、復路では初めて8時台のダイヤが設定。
土休日では入船営業所13:27発が新設され、こちらも復路初となる13時台のダイヤ。
前後の運行間隔は、平日が現行1時間55分→改正後48〜1時間07分、土休日が現行1時間25分→改正後41〜44分となります。


※青陵ライナー(平日のみ)
総本数 片道のみ2本(-1)

現行では最終となる白山駅前8:24発が削減されます。
利用状況の低迷が続いていたのでしょうか。


このほかの市内中心部各線でも、時刻変更が発生している路線があります。
また、BRT萬代橋ラインでも平日の寺尾線へのダイレクト便に行先変更が生じていますが、これについては寺尾線の項目で触れることにします。

次回は南方面(Sグループ)各線を眺める予定です。
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