高速バスで行く弥彦村｢さくらの湯｣

5日の日記です。

｢新潟･庄内うまさぎっしりスタンプラリー｣の共通クーポン券。
有効期限の16日が迫ってきました。
今回は、対象施設のある弥彦村を目指します。
http://www.niigata-stamp.jp/

新潟市内から公共交通機関で弥彦村へ向かうには、JR越後線→弥彦線が王道。
しかし今回は、またも天邪鬼なルートを選択します。
というわけで選んだのは高速バス。
新潟駅前9:00発、長生橋経由長岡駅ゆきに乗車です。
車両は、越後交通の長岡200か814(いすゞガーラ HD･QRG-RU1ASCJ)。


乗客7人をのせ新潟駅前を出発。
市街地区間からの乗車は、女池インター前からの2人のみでした。
北陸道に入ってからは、鳥原で3人降り2人乗車、巻･潟東で1人降り1人乗車。
そして約50分で定刻通り三条･燕に到着しました。
ここで降りたのは当方のみ。


徒歩で燕三条駅へ。
三条口にある燕三条駅前バス停からは、10:07発の八木ヶ鼻温泉ゆき(越後交通)に乗り換えることもできます。


燕口にある燕三条駅バス停から、燕市の循環バス｢スワロー号｣に乗車します。
10:16発、てまりの湯･長辰ゆき4号です。
委託先･越佐観光バスの長岡200あ165(トヨタコースター)が登場。



利用状況はこんな感じでした。
高齢層がメインですが、20〜30代くらいの人も。
燕三条駅　+2
井土巻　+1
東町　-1
燕労災病院　+2
朝日町　+1(車内の乗客数5人)
燕駅　-1
廿六木三　-1
西燕駅　0
県立吉田病院　-1 +2
吉田駅　+1(同5人)
吉田産業会館　-2

吉田産業会館で15分の待ち合わせ。
燕市と弥彦村による弥彦･燕広域循環バス｢やひこ号｣に乗り換えです。
11:18発、ビジョンよしだからのてまりの湯ゆき4号に乗車。
こちらも委託先･越佐観光バスの車両で、長岡200あ172(トヨタコースター)が姿を現しました。



2人が乗車し、乗客3人で吉田産業会館を出発します。
この先は、フリー乗降区間の上泉地内で計3人、さらに弥彦神社で1人がそれぞれ乗車。
車内の乗客数は7人となり、賑わいます。
｢スワロー号｣では見られた20〜30代らしき乗客はおらず、高齢の方ばかり。

支援センターで5人下車、
弥彦村高齢者総合生活支援センターの玄関まで乗り入れます。
村民限定(同伴なら村外者も利用可)で利用できるセンターでは、かけ流しの単純硫黄泉を300円で楽しめるそうで、｢やひこ号｣で温泉通いという方も多いのでしょう。
http://www.vill.yahiko.niigata.jp/facilites/facilities_rest/

相変わらず狭隘な道が続く麓地内のフリー乗降区間を抜け、さくらの湯に到着。
降りたのは当方だけ。
今回の目的地、やひこ桜井郷温泉｢さくらの湯｣に向かいましょう。
なお、運転士さんから領収証をもらい、｢さくらの湯｣窓口に提示すると入館料が通常1,000円→800円に割引となります。
http://www.hotel-juraku.co.jp/sakura/



泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物泉。
源泉温度44.2℃、湧出量394L/分、PHは8.2。
ガス性のものを除く溶存物質は、2,273mg/kg。
加水なし、一部循環ありの源泉かけ流し、塩素系薬剤による消毒あり。

内風呂、露天風呂とそれぞれ入浴。
循環式ながらも、新鮮な源泉がドバドバと投入される様は魅力的です。
無色透明の滑らかな湯触り。
ほんのりタマゴ臭が漂い、口にすくうとわずかに塩味とタマゴ味が。
完全かけ流しでないのが惜しいほどのいい温泉でした。

帰路。
さくらの湯14:26発、てまりの湯からのビジョンよしだゆき｢やひこ号｣9号に乗車。
最終便ですが、往路同様に村内での利用が大変目立ちました。
欲を言えば、夕方にも1便あると…。

さくらの湯　+1
支援センター　+6
麓地内フリー区間　+1(車内の乗客数8人)
県信前　-1
弥彦駅　+1
上泉地内フリー区間　-3
弥彦村役場　+1
吉田産業会館　-1(同5人)
＊乗降のあったバス停のみ記載

そして吉田産業会館で、長辰からの15:16発｢スワロー号｣9号に乗り換え。
運賃100円均一とあってか、並行する弥彦線241Mと同時間帯にもかかわらず吉田駅や燕駅で20代くらいの若い世代の乗降がみられました。
イオン県央店最寄りの井土巻まででしょうか？
朝日町からは、下校の小学生たちが大挙乗車し賑わう場面も。

吉田産業会館　-3 +1(車内の乗客数6人)
吉田駅　-3 +1
県立吉田病院　0
西燕駅　0
廿六木三　0
燕駅　-2 +1
朝日町　+5
労災病院前　+1(同9人)
東町　-6
＊乗車区間中の全バス停記載


高速バスの三条･燕バス停(新潟方面)へは、東町で降りたほうが近いです。
東町から歩いておよそ10分。
ちょうど16:08発、長岡駅前からの新潟駅前ゆきが姿を現しました。
往路と同じ、越後交通の長岡200か814にヒットです。

三条･燕　+1(車内の乗客数11人)
巻･潟東　+2
鳥原　-3 +3(うちIC精算での降車1)
中央インター前　-1(IC精算)
女池インター前　-1
県庁東　0
がんセンター前　0
市役所前　0
古町　-3
万代シテイ　-3
新潟駅前　-5(当方以外にIC精算なし)

ちなみに、高速バスでICカード精算した場合、新潟駅前〜さくらの湯の運賃は
620円(高速バス)＋100円(スワロー号)＋100円(やひこ号)＝820円

JR越後線経由だと、
669円(新潟〜吉田のIC運賃)＋100円(やひこ号)＝769円

今回、バス乗り換えでは所要時間が往路3時間03分･復路2時間31分。
通常時ではあまりお勧めできませんが、越後線で輸送障害が発生した場合の｢裏ルート｣ということで考えれば面白くなるかもしれません。