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2022年07月01日10:14

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勇者VS魔王の古代戦争始まる

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 「盾の勇者の成り上がりSEASON2」と「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」との戦いは3位決定戦ではなく、盾の勇者軍が最強の村人A軍に誘われるがままに、突如古代に異世界ごと飛ばされる形で始まった。

絆:いきなり波が……。それにしてはオレ達の世界と全く見たことのない世界が混じっているように見えるけど…。それに、何だか違う時代のような気がする……。

ヨ:絆様、私達の世界が別の次代の異世界に呑み込まれたと言った方が正しいでしょう。しかも、周囲からは敵意剥きだしの殺気が充満しています。

絆:あれこれ言ってもしょうがない。ヨモギ、バカ殿達に連絡を。そして、エスノバルトには尚文達の世界に応援を、と。ここはオレが引き受けた。

ヨ:分かりました。敵意の中には恐ろしく強大なものも混じっていますので、お気をつけて。

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 風山絆はラルクベルク=シクール達をヨモギ=エルマールに任せて、襲い掛かってきた敵どもを相手に無双を繰り返した。そして、ラルクベルクとテリス=アレキサンドライトとグラスが加勢して、周囲の敵を次々と撃破した。しかし、その先にはアード・メテオールが待ち構えていた。

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ラル:絆の嬢ちゃん、すまねぇ。エスノバルトはヨモギやツグミと一緒に2人の敵から待ち伏せを喰らっちまった。んで、先に嬢ちゃんトコに向かえって。

絆:何てこったい。それから、1つとんでもなく強い殺気が感じられるから、気を付けて。

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アー:僕の気配に気づくとはさすが東の四聖最強と言われることはありますね。西には、リディアとラティマ、四天王が向かっています。

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ラル:いきなり大ボスが出てくるたぁ、ありがたいや。おめぇさえ倒せば、尚文のボゥズどもントコに向かえるからなぁ〜。いくぜ、テリス、グラス。

テリ:ええ、私達が絆を守らないとね。

グラ:3人とも気を付けてください。アードという男には今まで襲来した敵達とは桁違いのオーラが感じられます。

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 ラルクベルク達は絆を守るかのように、アードを食い止めようとした。だが、アードの実力は強大で、3人をアッサリと蹴散らした。

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絆:ラルク兄さん、テリス姉さん、グラス!アード・メテオール、尚文のために、世界のために、このオレがキミのタマを殺(と)る衝撃

アー:東の四聖勇者・風山絆さんですね。残念ですが、貴女には彼らの後を追っていただきます。

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 絆がアードと対決していた頃、エスノバルトはヨモギやツグミとともに、シルフィー・メルヘヴンやエルザートからの待ち伏せを受けていた。

ヨ:エスノバルト、ここは絆の言う通り、尚文達の世界へ向かって欲しい。あの2人は私とツグミで抑えるから。

ツ:よろしく頼んだ。

エス:2人ともすみません。先に行って、尚文様達に援軍を依頼します。

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魔エ:オレ達を差し置いて、何をゴチャゴチャと抜かしやがる。要はてめぇらを潰して、あのウサギ野郎を叩き落しゃあいいだけだろうが。

シ・メ:どう〜か〜ん!キミ達、これ以上ジャマすると、私達が真っ二つよ〜。

ヨ&ツ:貴様等を絆のところには行かせない。ここは何としても、友を守る!!

 ところが、ヨモギとツムギは最強の村人A軍のアタッカーどもに予想外の苦戦を強いられた。

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魔エ:ククククク、龍虎対決かぁ〜、血が騒ぐぜ!もっとも、てめぇは虎ではなく、猫か。どんな化け猫だって、容赦ァしねぇ。

ツ:ぐっ、貴様に虎の意地を見せてくれる!そして、化け猫と侮ったことも後悔するんだな。

魔:後悔、航海、あ〜爽快ww なら、後悔させてみようじゃねぇか、化け猫ちゃんよぉ〜。

ツ:ぐっ、つ、強い、強過ぎる……。こういう時、絆なら、盾の勇者なら、刀の眷属器の勇者なら……。

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シ・メ:あ〜、キミが大和撫子の女剣士ってヤツね。それにしては、ちょっと弱過ぎかもだわ…。じゃあ、チャッチャッと死んでちょ〜だい!

ヨ:可愛らしい外見に見合わぬほどの残忍ぶりだな。絆のためにも、私達の世界のためにも、貴様のような害悪を見過ごすワケにはいかない!

シ・メ:可愛らしいじゃなく、可愛い。それに、残忍は筋違い。そもそも、キミ達の方が侵略者なんだから、い〜加減ジ・ャ・マww

ヨ:ううっ、き、絆、すまぬ…、そうだ!絆なら…。

 ヨモギはいきなり突進して、絆の技を真似ながら、シルフィーの態勢を崩した。

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ヨ:思った通りだ。だが、私も少しはダメージを受けたものの、シルフィーとやらほどではない。

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シ・メ:こ、このぉ〜、よくも私にキズをぉぉ〜、キズをぉぉぉぉお〜!!!!!なら、本気でブッ殺してやるわよ衝撃

魔・エ:シルフィー、落ち着きやがれ!…って、この化け猫野郎、ぐわああああ〜衝撃

シ・メ:エルザ〜トぉ〜!!この大和撫子ちゃん、いい加減ウザイわ。どけぇ〜!!!!!

ヨ:生憎だが、貴様をあの竜人のところには行かせぬ。喰らえ、鎧袖一触衝撃

 ヨモギはシルフィーを鎧ごと撃破した。一方、魔竜エルザートはツグミからダメージを受けたものの、完全なドラゴンに変化し、またも圧倒していた。

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魔エ:とうとうこの姿を見せることになるたぁねぇ〜。あのチビっ子はマジ使えねぇわぁ〜。あの大和撫子の姉ちゃんとまとめて、チャッチャと葬ってやるとするか。

ツ:貴様の相手は私だけで十分だ。ヨモギやエスノバルトのところには行かせぬ。

魔エ:強がりもどこまで続くかなぁ〜、化け猫ちゃんよぉ〜。この息吹を喰らっても、なお生き永らえられるかな。

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ツ:うおおおおおお〜、炎の息吹も、氷の息吹も、風の息吹も、雷の息吹も、大地の息吹も、全て耐えきってみせた。いくぞ、咆哮搏撃衝撃

魔エ:コイツ、何つぅ〜タフさだ。でもなぁ〜、オレには硬いウロコがあるんだぜぇ〜。その前に、てめぇがくたばるのが先だがなぁ〜。

ツ:虎の咆哮をナメるなよ。魔竜破れたり衝撃

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 魔竜エルザートは完全に虎と化したツグミの一撃に斃れた。そして、ヨモギは巨大なツグミの背中に乗って、エスノバルトの進んだ方向に向かったが、無数の兵士どもを相手に無双するハメになった。


 その頃、リーシアとエクレールはエスノバルトからの連絡を待っていたが、そこにイリーナ・リッツ・ド・オールハイドとジニー・フィン・ド・サルヴァンの襲撃を受けることとなった。

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リー:この気配、エスノバルトさんのものではありませんね。

エク:間違いない。この近くに2つの殺気が感じられる。リーシア殿、気を付けられよ。

イリ:アンタたちねぇ〜、アタシらの世界を侵略する邪魔者は。正義のために排除するわよ。

ジニ:あっ、あなた達には恨みはありませんが、私達の世界を乗っ取ろうと仰るのなら容赦はしません。早く出ていきなさい、さもないと死にますよ。

リー:侵略者って、私達があなた達の世界に引きずり込まれたんですよ。

エク:リーシア殿、彼女達には我々の言葉は通じまい。ならば、力で押し通すまで。

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イリ:引きずり込まれたのがホントでも、アタシ達はアンタ達をブッ飛ばすしかないの。いい加減諦めなさい!

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リー:あなた達が悪意をもって戦っているつもりではないことは認めます。だが、私達も尚文さん達に危害を加えるような人達には一切の容赦はできません!

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エク:兵達よ、ここは私達2人に任せて、早く尚文殿達の許へ行け!ジニー・フィン・ド・サルヴァンと申したな。貴殿ら2人には悪意は感じられぬが、どうしても彼らの許に進むと言うのなら、私が許さん!

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ジニ:このお姉さん、私と同じ髪の毛の色をしてますが、どうも考えが古臭いですわね。いいでしょう、あなた達を殺して、先へ進みます。

 リーシアとエクレールは、アードの側近兼正妻(または側室)を相手に善戦していたが、時間が経つにつれて、追い込まれていった。

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ジニ:エクレールさん、思ったよりタフですねぇ〜。でも、このサキュパスたる私の前で、いつまで強がれますの。

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エク:サキュパスとは、悪魔の一種だな。ならば、この剣に賭けて、貴殿を潰す。

ジニ:な〜に、後ろ向いて独り言仰ってるんですか。でも、後ろからでも狙っちゃうのが、私達の流儀。私の顔を見ないまま、逝ってくださ〜い。んっ、エクレールさんが2人…!

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エク:後ろを向いても、貴殿の動きは読める。才ある悪魔だったが、慢心と思い込みが命取りとなったな。いくぞ、魔円突衝撃

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 エクレールは背後からの攻撃を陽炎でかわし、魔円突でジニーを撃破。

イリ:ジニー!2人とも、もう許さないわ!ここでまとめてブッ殺すわよ!!

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リー:イリーナさん、よそ見している余裕は与えませんよ!あなたは私が全力をもって倒します!

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イリ:死に損ないのおさげちゃん、まだ生きてたの?さっさとそこをどきなさい。じゃないと、アンタから殺すわよ!

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リー:生憎ですが、私は死にません。それに、あなたでは今の私に勝てません。あなたこそ、そこをどいてください。さもなければ、命の保証はできません!

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イリ:言ってくれたわね!私の剣と魔法で、ブッ殺す!!

リー:残念です。では、あなたにはここで退場させていただきます。スパイラルフラッシュ衝撃

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 リーシアは辛うじてイリーナを撃破した。しかし、リーシアとエクレールの頭上には、魔王ヴァルヴァトスが浮遊しながら待ち構えていた。

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ヴァ:私の大事なお友達2人を傷つけるとは、君達はいよいよ見過ごせなくなってきたね。アード君に叱られてしまう。

リー:ま、魔王ヴァルヴァトス!エクレールさん、ここは私に任せて、あなたは他の兵士さん達と一緒に、尚文さん達のところへ向かってください!

エク:リーシア殿、貴殿一人ではあの魔王には……。

リー:あそこには、治療中のエルラスラさんもいます。私達のお師匠さんを守るという意味でも、行ってあげて。

エク:承知した。リーシア殿、済まない。エルラスラ師匠、すぐに向かいます。

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リー:魔王ヴァルヴァトス、あなたを尚文さんのところには行かせません衝撃

ヴァ:リーシア君、安心し給え。岩谷尚文達もすぐに君の後を追うことになる。だから、安心して逝くがよい!

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 こうして、2つの異世界では、風山絆とアード・メテオールが、リーシア=アイヴィレッドと魔王ヴァルヴァトスがそれぞれ激突することとなった。

 その頃、岩谷尚文達はヴァルヴァトス直属の四天王と激突していた。


 「四聖勇者VS四天王、ついに激突!!」に続く。
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