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2020年05月25日18:53

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老いらくのファン

2月のライブ以後、毎日パフュームの曲を聴いている。「ライブに行くとみんなファンになる」とはパフュームファンの間でよく言われているらしいが、まったく私もそのとおりになっている。

ポール・マッカートニーが日本でも公演を繰り返してきた。彼も年だし、いつ最後の公演になってもおかしくない。それでも見送り続けてきたのは、金の余裕がなくてチケットが買えないのが主な理由だったが、無理すればなんとかならないでもなかったように思う。

2013年、ポールは福岡に来たが、私はチケットを買おうとしなかった。今、一緒に活動しているバンドのメンバーは行ったそうである。当時は母親と妻の介護問題で、とても家を離れられそうもなかったのが実際のところだった。

その後、少しづつ時間と財布に余裕ができはじめ、・・微々たる余裕ではあるけど。ライブに行くことはできるようになってきた。今年になってようやく行けたのがパフュームだったのである。ライブでの演出がすごいらしい噂を知っていたので、ぜひとも見たかった。

1960年代に、サンフランシスコのコンサート会場で最先端の映像投影をしていたことを知っていたので、現代版のそれを体験したかったのである。あらかじめパフュームのネット動画を見ていたのがライブに行く動機である。

さて、実際のライブ演出は本当にすごいものだった。手数料も合わせると1万円かかったが、大満足だった。それから毎日ネット検索の日々である。次第にパフュームそのものの魅力にはまってしまっている。

楽曲もいろいろ聞いて、「マカロニ」というややマイナーに扱われている曲が、とてつもなく名曲に感じたりしている。さりげないカップリング曲だが、素晴らしい。

パフュームを通して、物語を追体験することが人にとって大切なことだと気づいた。私は今、もっぱらパフュームの追体験中なのである。ポールは人生の中で体験済みなのだ。私のポールは、ラジオとレコードで楽しんだビートルズである。

とはいえ今度機会があればポールのライブに行くかもしれないが。


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