今夜は久しぶりに、このＣＤ。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Ｏｐ．131
ミトロプーロス編曲弦楽合奏版
弦楽：ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ
コンサートマスター：ミヒャエル・エルクスレーベン
先月、西宮でベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラのコンサートがあり、その折に本曲
を目当てに買った。第九以後のいわゆる後期弦楽四重奏は、あまり演奏されていない。しかし
最後の16番の弦楽合奏版を聴く機会が少し前にあり故に引っ張り出した。
嬰ハ短調と言えば「月光」と同じ調だが第２楽章でAllegro molto vivaceが出て快活な全く違う曲
になる。原曲の生演奏を１回だけ聴いた事があるが比べると演奏者の数が多い分だけ厚い
演奏である。
エドヴァルド・ハーゲルップ・グリーグ(1843〜1907)作曲
組曲「ホルベアの時代より」Ｏｐ．40
弦楽：ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ
コンサートマスター：日下紗矢子
当のコンサートでは本曲が演奏された。改めて聴いても１曲目の前奏曲はノリノリ。ニ長調で
書かれている。しかもAllegro vivace。原曲はピアノ組曲。
ホルベアとはグリーグと同郷ベンゲルに生まれた劇作家。ホルベアは大バッハやヘンデル
の時代の人だからホルベア生誕200年記念の本作品はバロック様式の作品となった。
グリーグには、あまり触れていないが触れる機会を作っていこうと思える作品。
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