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2019年08月19日23:56

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クラシック音楽館(続き)

昨夜、宙ぶらりんで終わったので続き。１曲目のワーグナーの楽劇ニュルンベルクのマイスター
ジンガーの第１幕への前奏曲は母校オケのフェアウェルコンサートで聴いた事がある。指揮は
阪哲朗さんであった。今回改めて聴き直してみると様々な動機が集合しているのが分かる。
それが為に大編成のオケとなる訳だが動機に注目するとワーグナーがベートーヴェンの衣鉢を
継ぐ存在だ、と主張していたのも頷ける。動機に具体的な登場人物を充てるのがライトモチーフ。
ワーグナーは自らがドイツ人である事を強く意識していた。それを伺わせる名曲。(つづく)

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