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2018年04月29日14:04

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マジックワード3 番外編 全体版

会社等の組織で問題ある人の異動って、様々な悲喜こもごもなやりとりがあるという話です。
私もそんな話を聞いて勉強になったので今回、日記にして残したいと思いますが、具体例を出すと非常に生々しい話になるので「あくまでも例え話の一般論」です。

1 「とんでもない人」の異動(転勤)

・Dという人物は「とんでもない人」で、全国的に悪い意味で「有名人」でどこの支社も着任を拒否して押し付け合い、異動先は毎回最後まで決まらないという人
・そんな人の人事異動は、毎回「ブロックを越えた」異動となる。
注)会社は関東、近畿、東北・・・・というようにブロックになっている。Dは今回は近畿で面倒みたのだから次回は関東というようにブロックでの押し付け合いになっている。

2 四天王と対等に戦える中ボス

・各ブロックでブロック内で1番格上という支社があり、本社の指示に従い人事を取り仕切ったりする「ミニ本社」の役割を果たしている。いわば、ラスボスより少し力が劣るが強力な力を持つ四天王的な存在がある。
・例えば、関東ブロックでは、東京の新宿支社が「四天王」の役割を果たしている。
・その四天王が、人事異動の調整をして異動先が決まったと思わせても、支社によってはひっくり返させる力があるところもある。いわば四天王と対等に戦える中ボスもいる。
・当初Dは、東京の世田谷支社に転勤ということで新宿支社は話をつけた(はずだった)。
・しかし、世田谷支社の社員達が、騒ぎだし世田谷支社長が新宿支社長に断りの電話を入れたため、Dの異動先は白紙に戻った。
・これが、世田谷支社でなければ、恐らく新宿支社の調整を断れないだろうと思います。たいていの中ボスは四天王に勝てるわけもないですが、中には力のある中ボスもいるということですね。
・四天王であっても(新宿支社であっても)、Dの異動についてどこの支社からも断られ、決まったと思っても「やはり・・・」と後から断りが入ってにっちもさっちもいかなくなった。
・その場合は、本社に「うちでは見つけ切れませんでした」と差し戻しになる。
・本社がDの異動先を見つけることになった。

3 人事部長と本社の取引
・埼玉支社は、ちょうど経理部長が4月に交代という状況でEという人が着任するという話になっていた。
・埼玉支社の人事部長のAは、「犯罪でないがヘマをして」北海道に懲罰的な異動予定だった。
・本社からAに何度か「Dの経理部長への着任の推薦」の電話がかかってきた。
・Dは埼玉支社の経理部長へ着任、人事部長Aの異動先は北海道から東京の調布支社へ変更となった(Eの経理部長着任の話はなくなった)

4 人事部長へのうらみ節
・噂どおりDは、和を乱す、部下を疲弊させる、人事異動も恣意的に行うなトラブルメーカーで多くの人を困らせた。
・経理部にとどまらず、他の部署からも悪評が高かった。
・埼玉支社ほぼ全員が、D本人もさることながら、前人事部長のAも恨んだ。

次回 さらに、後日談があります。結論を言うと「ネロとパトラッシュの最期」かよという苦いラストです。
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