鉄道の趣味１３７　札沼線

先日札幌に行く用事がありました。
帰りの飛行機の時間を考えると札沼線に乗れるのことが分かりました。
以前乗ろうとして大雪のために乗ることが出来なかったので今回は是非乗りたいと思いました。
以前乗れなかった話は以下の拙日記を参照

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=726891990&owner_id=2319045

札幌駅を出発しましたが６両編成で私が乗った車両は１５〜２０人くらいの乗客でした。
この路線は新琴似までは高架で街並みも都会という風景です。
電化も計画されているという話です。
札幌に向かう反対側ホームには多くの人がいて、反対側の列車には立つ人もいるくらいでした。この路線は乗客もかなりいて採算がとれているということを感じました。
あいの里公園駅までは住宅が途切れることはありませんでしたが石狩川を渡ったらとたんに住宅が少なくなりました。
私が乗った車両は石狩当別止まりでした。
駅員さんに聞いた所、「札幌から石狩月形までの間は採算取れるけどそれより先は空気を運んでいるようなものだから、札幌から石狩当別間は黒字だけどその黒字を石狩当別から新十津川で使って赤字だよ」と言っていました。
しかしさらに「だからといって、札沼線は線路沿いに走るバスはないからお年寄りの足として使われている公共の乗り物を廃止に出来ないから、北海道会社は廃止にしたがっているけど廃止にはならないよ」と言っていましたので安心しました。
しかし、将来可部線のように札幌から石狩月形まで鉄道でそこから先はバスという可能性はゼロとは言えないと思います。

石狩当別から先は１両編成でしたが高校生の乗客が多く、７０人の乗客がいて混んでいました。
高校生をはじめとして乗客は石狩月形で降りて石狩月形から先は新十津川まで乗客２名という状態でした。
風景は広い雪原が続くという感じでした。

新十津川駅からは再び札幌に戻りますが行きと違って石狩当別駅までは平均して５〜６名の乗客がいました。
石狩当別からは車両を増やしました。私の乗っていた車両は座席は全て埋まっていましたので４０人くらいはいたと思います。

札幌に近いだけあって乗客が多い路線と思いました。なんとか廃止にならずに済めば良いと思います。

写真１　石狩当別駅
写真２　雪原が続きます
写真３　新十津川駅