2019年は映画館で66作の洋画を観ました。
邦画より多かったです。邦画は11作が「ゲキ×シネ」だったので、映画は実質40作だったので、圧倒的に2019年は「洋画の年」でした。
この中から、2回観た『ハッピー・デス・デイ2U』の2回目と『ゾンビ』の合せて2作を除いた64作から、2019年のベスト洋画10作を選びました。
(1位〜10位のランキングではなく、「健太郎的ベスト」の10作品です)
一次選考突破作品 64作→29作
良かった作品が多過ぎて選べない…
一次選考で29作もある。
『アリータ バトルエンジェル』
「フルCGってどうよ?」と疑問でしたが、良く出来てました。
アクションが凄いのは当然なんだけど、「生きる」「生きている」って何なのか考えさせられてしまいました。
『キャプテンマーベル』
『アベンジャーズ エンドゲーム』への布石で。つうか、回顧主義なんすかね? 1980年代が舞台だったりするのは。
『名探偵ピカチュウ』
結構しっかりしてた。ライアン・レイノルズがピカチュウなのもちゃんと意味あった。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
テロリストが不愉快極まりなかったけど、ゴジラとモスラが全部吹き飛ばしてくれた。三部作完結編の『ゴジラVSキングコング』も楽しみ(つうか、体格差どうすんだろ?)。
『さらば愛しきアウトロー』
ロバート・レッドフォードが渋い。そんで、ロバート・レッドフォードが渋くて、最後にロバート・レッドフォードが渋い。
原題は『ザ・オールドマン・アンド・ザ・ガン/老人と銃』で『老人と海』のオマージュなんだけど、これは珍しく邦題が良い。
『ゴールデンリバー』
西部劇。ホアキン・フェニックスが良い。大嫌いなジェイク・ギレンホールも良かった。
話自体はありきたりなんだけど、ラストがほのぼのしてた。
『ハミングバード・プロジェクト』
実話ベースで面白かった。同じ「失敗した実話」を元にした『アメリカンアニマルズ』が「ただのいきり」なのと違って、やっぱり失敗しても誠実で熱意があるのは違うね。
(「ただのいききり」の『アメリカンアニマルズ』は当然ベストではありませんが、ワーストでもない、「そんなんあったっけ? そう云われればあったような気が…」程度です)
『ジャンウィック3 パラベラム』
ジョンウィックを観てから銃撃シーンが素人にしか見えない。とどめ刺してないんだもん。
それぐらいエポックメイキングなシリーズの3作目。面白くない訳が無い。
完結編の「4」が今から楽しみです。
『ドクター・スリーブ』
実は『シャイニング』が未見だったので、『シャイニング』を観てから観たのですが、正解でした。
「何故、原作者のスティーブン・キングが怒ったのか」が良く分かります。『シャイニング』とセットでどうぞ。
『インフォーマー』
元は北欧のサスペンス映画。
アメリカの警察制度やマフィアや麻薬事情が分からないとややこしい映画だけど、善悪が分かりやすくて良かった。
次点 もうちょいでベスト10作
次点なのに8作あったりする。
『クリード 炎の手記雨滴』
アポロに息子が居れば、ドラコにも息子が居る。
ロッキーシリーズのスピンオフなんだけど、本家に負けてない。
『ギルティ』
ドイツの映画なので、警察制度が日本と違う(日本なら110番は警視庁・各警察本部で一括管理だし、「通信指令部門」なので「現場への指令」が出来る)からもどかしさばかりが募ったけれど、良く出来てた。オチもしっかりしてたし。
『グラッククランズマン』
「KKKに黒人が入会」って、ギャグかと思ったら実話だった。
ユダヤ人も迫害されていたの知らなかったので勉強にもなったし、やっぱり民間人が武装したり、軍人が爆薬を横流しするのは危険だ。
主人公がデンゼル・ワシントンの話し方にやたら似てると思ったら、息子さんでした。これからが楽しみです。
『ねじれた家』
流石、アガサ・クリスティ原作。容赦ない。良質のミステリーでした。
上流階級がいけ好かないのは金田一シリーズと同じなんだね。
『バイス』
クリスチャン・ベールの役作りが半端ない。サム・ロックウェルも激似。
『アポロ11』
アポロ11号の打ち上げのドキュメンタリー。ナレーションとかインタビューとか、余計なの一切無し。
正に「事実に勝る創作無し」
『ホテルムンバイ』
ムンバイであった連続テロを元にした映画。テロ、ハイジャックを元にしたワースト映画とは違って、意味のある映画です。
『シティハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』
何故かフランスで実写化。
「シティハンターの実写化は無理だよ。ジャッキーだってあれだったのに、フランスじゃ…」
ごめんなさい。全力で謝ります。
どっからどう見てもシティハンターです。シティハンターでしかありません。
「バカとスケベに国境は無い」
2019年の洋画この10作
やっと本題。
『アベンジャーズ エンドゲーム』
この1作の為に、20数作がありました。
1作たりとて無駄な作品が無く、「エンドゲーム」は集大成にして極地です。
『マローボーン家の掟』
「セッション9でした」と、パターンや種類を表すのに使われる作品がありますが、『マローボーン家の掟』もそうです。
凄かった。
『スノー・ロワイヤル』
やっぱりリーアン・ニームソンを怒らせちゃ駄目だね。
やってる事は凄惨なのに、あっちもこっちも馬鹿ばっかだから笑えてしまう。
どっかにスティーブ・ブシェーミが居るんじゃないかと思った。
『アナと世界の終わり』
ゾンビ映画。楽しい。大好きです。
『ハッピー・デス・デイ』&『ハッピー・デス・デイ2U』
2作でセット。
タイムリープものにハズレ無し。「時をかけるビッチ」。
1作目はホラーで、2作目はSF! なんだけど、もう楽しい。
『ワンス・アポンア・タイム・イン・ハリウッド』
クエンティン・タランティーノがいかにあの時代のハリウッドを愛していたか。
愛が沢山詰まった作品です。あと「こうだったらいいな」な展開はタランティーノの愛だ。
『ジョーカー』
2019年の洋画でこれを外しちゃ駄目でしょ。
ホアキン・フェニックスが凄まじい。ヴィランではないんだけれど、ちゃんとバットマンも絡んでたし、ジョーカーのカリスマ性が凄まじい。
2019年最高の洋画作品。
『サラブレッド』
上流階級のお嬢様と、上流階級のあばずれの話。
自分以外は道具でしかないのはゲスだけど、親父もゲス。
なのに、あばずれは友達思いで。
人間の欲しかないんだけど、友情? だけは綺麗だった。
あと、女優さん綺麗。
『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』
T-34は最高だ。
やってる事はガチのガルパンだけど、だからどうした。T-34は最高だぜ。
そして、T-34/76がT-34/85にパワーアップして帰って来たように、2020年には追加シーンたっぷりの「完全版」が来る。2020年も楽しみだ。
『スターウォーズ ライズ・オブ・スカイウォーカー』
2019年の最後を締めるに相応しい、2019年を代表する映画。
May the Force be with you forever.
2019年は洋画の方が豊作でした。
ミニシアター系から大作まで楽しめました。
そして最後に殿堂入りを。
『ゾンビ』
日本初公開版を、公開40周年記念で復元版で上映。
何気に2019年の映画納めで観た作品です。
健太郎的には『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年版)のオリジナルなのですが、「ゾンビ映画」の原点です。
2019年の映画総合この10作
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2019年の邦画この10作
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2019年の洋画この10作
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2019年のアジア映画この3作
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2019年のアニメ映画この3作
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2019年のワースト映画
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