左巻きに人権を語らせてはいけない

昨日から「人権週間」なるものが始まっており、法務省のサイトでは下記17項目の重点事項が列記されている。

( 1)　女性の人権を守ろう
( 2)　子どもの人権を守ろう
( 3)　高齢者の人権を守ろう
( 4)　障害を理由とする偏見や差別をなくそう
( 5)　部落差別等の同和問題に関する偏見や差別をなくそう
( 6)　アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
( 7)　外国人の人権を尊重しよう
( 8)　ＨＩＶ感染者やハンセン病患者等に対する偏見や差別をなくそう
( 9)　刑を終えて出所した人に対する偏見や差別をなくそう
(10)　犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
(11)　インターネットを悪用した人権侵害をなくそう
(12)　北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
(13)　ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
(14)　性的指向を理由とする偏見や差別をなくそう
(15)　性自認を理由とする偏見や差別をなくそう
(16)　人身取引をなくそう
(17)　東日本大震災に起因する偏見や差別をなくそう

これらに対して概ね同意出来るものではあるが、条件やクレームを付けざるを得ないものも多々ある。少なくとも、これらを理由とする差別は認められないが、個人に起因する不利益をこれらの理由にこじ付ける事も認められない。ネットで「人権擁護」を標榜している奴の殆どは「自分が嫌われている事を何らかの属性の所為にする」のが気に入らない。

男だろうが女だろうが、ウェーイ系だろうがヲタクだろうが、ダメなものはダメ。何らかの属性の「代表ヅラ」をする奴はTwitterでもmixiでも多々居るが、その「代表ヅラ」こそがその個人が叩かれる理由と言える。「属性を叩くのではなく、属性の代表ヅラしたお前を叩いている」と叫びたい「所謂ネトウヨ」は沢山居るだろう。

「世界人権宣言」に、下記の様な文言がある。

すべて人は、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、門地その他の地位又はこれに類するいかなる事由による差別をも受けることなく、この宣言に掲げるすべての権利と自由とを享有することができる。

恥ずかしながら「政治上その他の意見」がここに入っている事をすっかり失念していたのだが、その失念していた理由の一つに、左巻き連中の発言がここで挙げられた「事由」の後半をまるで無視したものばかりだった事がある。「ネトウヨ」「貧乏人」「ニート」「童貞」などは左巻き連中が自分達に都合が悪い奴に擦り付けるレッテルの最たるもの、「人権擁護」を標榜する奴に限ってこれらを多用する。「人権意識が弱い所謂ネトウヨ」よりも「人権に挑戦状を叩き付ける左巻き連中」の方が悪質だと思うのだが。
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(おたぽる - 12月04日 18:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=178&from=diary&id=5404421