「シタール」の音を初めて聴いたのは、何処だったのだらうか?と思ふ。
ビートルズか?
映画音楽か?
TV番組か?
もしかしたら、ホンマのインド音楽か?
「バズ」と云はれるあの『ビジョォ〜〜ンン』といふ音のビビり。
あれがシタールの音だ、と知るまで、誤解もあった。
世にはエレクトリック・シタールといふ楽器もあって、これはまぁギターの亜種なのだが、ギターであの「バズ」を出せるやうに作ってある。
あれを先に聞いた可能性も高い。
とすればやはりロックの中で耳にしたのだらうか?。
音楽がグローバルになり、情報が拡散された現代にあっても、若者100人に「シタールとは?」と訊ねて、ちゃんとした答えは10幾つも返るまい。
私は一時期、インド音楽にどっぷりハマった。
インドも行った。
ガンヂス川に潜った。
インド音楽が大まかに「北」と「南」に分かれてゐて、その音楽性もだいぶ違う、といふことも知った。
シタールも買った。
シタールといふ楽器が、それほど「インド音楽を代表するもの」でもない、と知った。
まぁホンマにインド音楽にハマった人、てのは、インドにシタールやらタブラやらを習いにまで行く人のことなので、私がハマった、といふのも、所詮「ポップスの範疇として」の話である。
私は、インド音楽のセオリーそのものを学ぶほどにはハマらなんだ(難しすぎる)。
で、インドに行けば、日本のJーPopが流行ってたりす。
向こうで知り合った人が『日本の音楽好きだ』といふそれが、ドリカムであったりチャゲあすであったりす。
あの、ミュージカルだかなんだか分からん、踊るインド映画が日本でヒットしたりす。
手繰ってゆく糸がこんがらがってこんがらがって、元が何かわからんやうになる。
何を書こうとしたのかもわからんやうになった。
まぁえぇか・・
久々にインド音楽でも聴こう。
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