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2020年04月28日08:29

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また天気の良い朝mixi日記20

仕事柄、友人の九割は音楽に関わる人たちで、またさらにその五割は職業音楽家である。

で、この職業音楽家の中には、なかなか「同業者のライヴに行かない」といふ人が多く、私も「自分のライヴでツイぞ見かけたことのない」友人が数名ゐる。
同業者、と云へども友人なのだから、一度くらいは顔を出してもバチが当たらんがの、と思ひもするが、まぁそは他人のことだ。

私の演ってる音楽を、心底つまらぬ、観る価値などない、と思ってゐるのかもしれない。

で、私は友人=同業者のライヴを、割とよく観に行く方だと思ふ。
友がどんなことを演ってるのかな?、と云ふ興味や視察の側面もあるが、まぁ応援もしたいし、良いライヴであらば楽しみたいし、何かアドヴァイスを求められれば応えたい、と思ひもす。

・・・が、私は日頃からあまり感情を表に出す方ではなく、てゆーか、基本 音楽は黙って楽しみたい方なので、ぢっと大人しく観てゐることが多い。
拍手は人一倍大きく送るし、それなりの声援もかける。
だが「踊れ」とか「叫べ」とか 「歌え」とか 云はれると、それには従いたくない。

そは観る側の権利だ。

そんなかんぢなので、よく「お前が客に来ると演りにくい」と云はれる。
「気にすな」と云ふても「気になる」と云はれる。
ぢゃあ気にならんやうに、と 会場の後ろで観てると、わざわざMCで『最後列の人も元気かぁ〜〜!』などと云ふ。
元気でなければライヴ会場には来ぬ。

で、やはり終演後「やりにくかった」と云ふ。

で、さういふ事を云ふものに限って、私のライヴには来ぬのだ。
来てもだまってぢっと観てゐる。
拍手も惜しみやがる。

この世界の友情、は なかなか複雑なのである。


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