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2020年04月05日10:36

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自粛のmixi日記16

こちらを書く機会が減ってしまった。
いかんいかん。

志村けん氏が急逝して1週間が経った。

動画サイトなどに出てゐる、在りし日の姿が切ない。
加藤茶氏との絶妙な掛け合い、いかりや長介氏を相手にしたシニカルな演技、あんだけパンパン頭をハタかれてよく脳震盪とか起こさぬものよ、と思ふ身体を張ったコメディ。

ぢつはソウルミュージックに造詣が深かった、津軽三味線の腕もプロ級、などの音楽家としてのエピソードも、もはや故人を語るものとなってしまった。

ドリフが実際に演奏する姿を、私もぢつはあまり知らない。
「全員集合」以外の特番で、さういへば数回、バンドスタイルでコントを演ってゐるのを見た憶えはあるが、残念ながら当時はまだ音楽への趣向は定まっておらず、大した関心もなく見たやうに記憶してゐる。

いかりや氏が、おそらく『日本で初めて、ステージのセンターに立ったベーシストだった』といふ事にも、だいぶ後で気づいた。
晩年、彼がなにやらメタリックな部屋でアップライト・ベースを唸らせる、といふビールのCMが話題になったが、たれもがあのシブさに驚き、感心しただらう。
「あのやうな老人になりたい」と思ふ人が、次々と鬼籍に入るのは、同時代を活くるものとして、やはりやるせない。

志村氏は「新型肺炎」に倒れた。
著名人が流行病によって、命を奪われたのである。
これがやはりなにか、この事態がただ事ではない、と思はせる。

もはや政府にはなんの期待もしてない。
あんな無能なものどもに、助けを求めても無駄だ。
我らが王と選んだ愚かな男は、世が世なら公開処刑ものの失態を日々演じてゐる。

一刻も早い、事態の収拾を願う。
心から願う。


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