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2016年02月13日19:16

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ビートルズ1+ 映像鑑賞『Hey Jude』

ビートルズ1+ 映像鑑賞に関しては3回目・・・前回はいつの頃だったか。
一応これで終わりのつもり。


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ビートルズシングルヒット曲をまとめたベスト・アルバム『ザ・ビートルズ1』(2000年)は2015年11月6日に大幅なリミックスが行われたベスト・アルバムにプラスして、ビートルズ初のミュージック・ビデオ集をセットで再発売された。
ミュージック・ビデオはCDに収録されている同曲の映像27曲、さらに限定盤『1+』のデラックス・エディションには、この曲も含めて別に23曲の映像が収録されている。
27曲とは英米どちらかの国で1位になった曲のことであり、23曲とはチャート1位を逃した曲もあれば、これまでのプロモとして流された映像群であり、恐らくこれで全ての楽曲ビデオを鑑賞出来ると言う事だった。


最初はプロモ映像の幾つかからランダムに選んだものを行い、その次は『Strawberry Fields Forever』のみに絞り、続いては『Hey Jude』のみに絞ってみた。
ビートルズのプロモ映像に関して、その中で過去に何度も観たことのある映像があり、何かと事があればビートルズの代表曲のひとつとして取り上げられる曲が幾つかある訳で、その中で僕の印象に残るのは『Strawberry Fields Forever』と『Hey Jude』だった。


『Hey Jude』は、1968年8月にリリースされた18枚目のシングル曲であった。
7分超えの収録時間は当時のポップスとしては異例、後半における Hey Judeのリフレインを延々と繰り返すと言うもの。
ジョン・レノンと当時の妻・シンシアとの関係が破局になった頃、ジョンの長男である当時5歳だったジュリアンを励ますためにポールが作った曲が定説となっている。






*The Beatles - Hey Jude
https://www.youtube.com/watch?v=A_MjCqQoLLA



(全く関係ないんですが)



*MacArthur Park
https://www.youtube.com/watch?v=tRwYQgk05DY

補足:演奏時間7分半の大作は他にも存在しており、1968年4月に発表されたリチャード・ハリスが歌った『マッカーサー・パーク(MacArthur Park)』がある。
まぁ、ひょっとするとこれにポールが影響されたんじゃないかとw
https://en.wikipedia.org/wiki/MacArthur_Park






以前はプロモの中から気になった映像をいくつか掻い摘んでいたが、今回は『Hey Jude』だけで絞ってみた。

*画像はキャプ画ではありません。
(解説などはレコード・コレクターズ2015年12月号より参照)
http://musicmagazine.jp/rc/rc201512.html



1+に収録されている『Hey Jude』の映像は2種類とあった。
これまで自分が見た事のある映像の他に、別テイクの映像がある事を初めて知ったのであった。
最初はこれまで見た事のないテイクから始めてみる。



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『Hey Jude』におけるプロモ映像の始めはビートルズのメンバーが揃って何かのショーの途中、と言うシチュエーションから始まるケースと、いきなりポールの出だしからと言うケースとあって、映像に映されている状況がいまいち掴めない事が多かった。
何度もこのプロモ映像を見ているうちに理解した事は、あるテレビ番組での収録風景だった事を初めて知ったのである・・・
右に立っているおじさんは自分には全く知る由もなく(世界的にはかなり知られる人物だった)、映像におけるビートルズの引き立て役なのかとこれまで見ていたのだが、デヴィット・フロスト(David Frost)なるイギリスのジャーナリストである事を初めて知ったのである・・・
デヴィット・フロストに関する事はまた後ほど


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『Hey Jude』のプロモ映像はデヴィット・フロストのテレビ番組のスポットで流されたものであり、後に『Hey Jude』のプロモ映像として利用されるようになったと言う事だった。

『パート3』とは?
『Hey Jude』のプロモ映像は過去にビートルズのプロモ映像を撮影した『マイケル・リンゼイ・ホッグ』が監督したものであり、ホッグによれば3テイク収録した(他の関係者からは6回撮影との談があったとか)との事で、パート3だけではなくパート2もある事になるのだが、残念ながら1+ではパート1とパート3の2つになってしまった。
パート1はもう一つのディスクにある、人々によく知られる映像の方であろう。


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パート3ではパート1よりもねちっこく映らずあっさりと繋ぐデヴィット・フロストだった。


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と、出だしを歌うポールのここまではパート1と変わらず。


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パート1と比較される点としてはポールのそばにいる、ぽっちゃりとした白い服の女性に注目するべきである。
この人、映像の演出のためか大変な目に遭ってしまっているのだ(^^;



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演出としてはポールに華を添えるように女性を立たせる、みたいなイメージを構成していたのだろうけど、ポールのピアノの位置から低い位置に白い服が立っていた為に、白い服を引っ張り上げようとする青い服の男の姿が強引な行動に見えてしまう。


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『た、助けてぇ〜』悲惨な瞬間だっただろうな。
この収録において本当のビートルズのファンは皆無だろうと想定している。
本当のマニア的なファンが混ざっていたら収録にならないだろうし。


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と、次の瞬間には何事もなかったように白い服がポールのそばに立っているのだった。
いやぁ〜あんな悲惨な出来事があったのに何食わぬ顔で立っている事自体が不思議なのだから、別テイクの映像から編集した事が明らか。
パート3とは何度も撮影を行ううちに様々なシーンを混ぜて作り上げた事が明らかになる映像だった。


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警備員らしきおやじが突然のアップ。
映像の意図としてはビートルズを囲んで多様な性別年齢人種が写り込み、世界のビートルズと言うアピールをイメージさせていたのだろう。

と、ここまでがパート3であった。
以下はこれまで見た事のある映像、恐らくパート1と言えるものになるのだろう。


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右に立っているおじさんは映像におけるビートルズの引き立て役なのか?と長年思っていた事を先ほど書いてましたね(^^;



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ここでは粘りっこく執拗に映り込むおじさんになっているデヴィット・フロストだった。
そもそもビートルズが主演ではなくて、このおじさんの番組での映像だったんだよね。


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先の白い服、何事もなく立ってますが。
今度はただ立っているだけ。
以下での映像ではポールの背後に立つ2名に注目。


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白い服に変わってか、先の引き上げる青い服は別の女性を立たせて、今度はカップルかのように振舞っているのだった。
うむ〜本当は白い服とはこのようにする流れであったかはなんとも言えないが。
どちらかと言うと背の高い黒髪の女性の方が雰囲気的にそのように見えてしまうので、こっちで良かったのかも?


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今度は警備員らしきおやじではなく、なんじゃこりゃ?的な誰がこいつを連れてきた!と怒鳴られそうなおやじの乱入・・・


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ポール大迷惑でした。


ここからはリンゴによる映像解説、この撮影現場にいたメンバーは既に2名となってしまったのでメンバー各位に聴いてみる趣向となっている。


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と、リンゴの思い出話が長くなるのでここまでと。
出だしの変な演奏はデヴィット・フロストの番組テーマ(番組名がメンバーそれぞれマチマチな返答になっていた)のジングルであったのだ。
そうだったのか、メンバーが気を使ってそれを即興で演奏していた事を知ったのだった。

リンゴに続いてはポールによる解説、ポールご本人の出演はなかった。


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ポールの夜の社交で知り合ったデヴィット・フロスト、後で調べたらデヴィット・フロストの番組にメンバーが別々で出演していたようであった。
イギリスでは権威的な番組であったのだろう。


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収録の事を思い出すポールの語り


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如何にも60年代中期のファッション


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映像の演出の意図を語るポール


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2番が終わり『ナナナナァ〜』のコーラスの始まりに合わせて、人々がメンバーのそばに来ると言う演出だった。
パート3における『久しぶりに観客の前で〜』と、デヴィット・フロストの口上が無くなってしまったので、群衆がスタンバイしている事が悟られないようでもあったが。
それはそれでメンバーが演出とは言え一般大衆の前での演奏(していたふり)をしていた事はこの1968年の時点ではビートルズには貴重な出来事であった事だろう。


ありがとう、デヴィット・フロスト!(今更言ってもねぇ)


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最後にデヴィット・フロスト氏の事を。
デヴィット・フロストと記載するよりも『デービッド』の方が正しい発音のようだった。
(David Frost OBE、1939年4月7日 - 2013年8月31日)
イギリスのテレビ番組司会者として知られており、中でも1977年にリチャード・ニクソン元米大統領をインタビューし、ウォーターゲート事件について謝罪の言葉を引き出して有名になった。







*Frost On Sunday out now on DVD!
https://www.youtube.com/watch?v=V63_eolg3EI


ビートルズが即興で演奏していた番組のジングルとはどのようであったのか、調べてみたら簡単に見つけられた。
0.15秒からジングルが聴こえてくる。
『つべ』での映像の様子では、これまでの番組をDVD化したプロモ映像(こちらも?)からの一幕で、番組鑑賞の人々の大爆笑が気になってしまう。
イギリス人だから多分当時の政治時事的な事なんでしょうね、さっぱりわかりません(^^;


ビートルズ1+ 映像鑑賞はこれにて終了
長々とお付き合いいただきありがとうございました。

(おわり)
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