さもありなむ

そもそも千葉というのは、東京に近いがゆえの経済機会が多く、
自然と言っても山も川も中途半端で、火山もない千葉においては、
ココまで深刻な自然災害はほとんど経験が無いのだ。

だから千葉というのは、一生懸命に営業努力をするとか、
雨にも風にも雪にも負けず、耐え抜いて知恵を絞って荒れ地を耕すとか、
来たことも無い大災害にふるえて常日頃からチマチマと備えるというのは、
そもそも県民性としてそぐわないのだ。

そういう、能天気で何事にもお気楽で根性無しの千葉県民にとっては、
自然といえば驚異や畏怖の対象ではなく、「恩恵をもたらすもの」でしかない。
まさか台風ごときで自分の生活がガタガタになったり、
これまで何事も無かった商売が一晩でダメになるなど、
文字通り想像すらできなかったはずだ。

だからこういう災害があって処理をモタつくのは、
如何にも千葉の県民性が出ていて、妙に納得させられるのだ。

千葉知事、安倍首相に激甚災害指定要望＝自民幹事長「約束しよう」−台風１５号被災
(時事通信社 - 09月18日 18:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5793218