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2018年10月10日11:15

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弱い組織の典型

ひょっとしたら、巨人生え抜きの高卒野手で一人前の成績を残したのは坂本以来?

選手が世に出てこない期間が大雑把に言って10年くらいあるということは、
選手が伸び悩んでいる原因は、コーチや監督などの個人レベルにあるわけではなさそう。
だって、誰が教えようが結果が同じなんだからね。

ということは、若手伸び悩みの理由は教育コンテンツだったり、
組織が自ずから若手を鍛えるシステムになっていなかったり、
あるいはスカウトそのものに見る目がない(=どんだけ鍛えてもムダ)、
と考えるのが合理的ではなかろうかね。

まぁ原因が如何はひとまずさておき、常勝が義務付けられている組織としては、
若手が伸び悩んでいる以上、戦力アップの手段は、外国人とトレード、
そしてFAという手段が考えられる。

ただこの3つの手段の費用対効果はすべて同じではなく、
戦力の上積みという意味で効果を比較すると、やはりFA>外人>トレード
という順序にはなるまいか。

そういう側面から見ても、若い選手が育たず戦力にならない以上、
巨人が毎年FAで選手を獲るのは合理的な判断なんだろうね。

でも、結局FAで獲った陽代官もなんか今一つだし、助っ人のマギーにしてもゲレロにしても、
結局は日本球界で実績を残した「安牌」をカネ積んで引いてるわけで、
そういうやクルーズだって千葉から札束で横面はたいて強奪してきた選手だったし、
「自前で獲ってきた」という条件では、外人野手にしても全然「当たり」は引けてないんだな。

その辺まで勘案すると、こと野手に関して言えば、もう「見る目がクソ」、
この一言に尽きるんじゃないかな。

もう一つ言うならば、約10年に一人とは言え、選手が育たないわけではないのだから、
次にいえるのは、つまりコンテンツの問題も極めて大きいのだろうね。

スカウトと育成、ここにメスを入れる...どころか、
総とっかえくらいの外科的手術をしないと、巨人は全然変わらないと思う。

というか、弱い組織の典型というのは、リクルートと「育てる」ことに原因があるんじゃまいか。
会社だって、現有戦力では勝ち残っていけない...からこそキャリア採用するわけで。
考えようによっては合理的な判断ではあるけれど、育ててくれない=ロイヤリティも無い、
となったらあまりに寂しいよね。
ストレスがかかったらすぐに音を上げてしまう、弱い組織しかできないだろうね。


巨人岡本、史上最年少で3割30本塁打100打点
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5324179
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