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2019年12月09日19:54

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LIVE 思い出野郎Aチーム

思い出野郎Aチーム 12/7@恵比寿リキッドルーム

4月に民謡クルセイダーズをゲストに迎えたクアトロでのライブ(5/5日記参照)を
見たばっかりですが、9月に出た3rdアルバム”SHARE THE LIGHT”(10/6日記)が
良かったので見にいくことに。

クアトロよりもキャパが大きいリキッドルームが満員。
着実に人気が出てきてます。

八ヶ月ぶりに見る彼ら、まず感心したのはキャパが大きいところに相応しい音に
ちゃんとアップデートできていること。演奏の質やアレンジもさることながら、
低音の音圧を高めたり、トロンボーンにエコーかけてDUBっぽい効果を出したり、
大きい会場の空間を生かしたPAとのしっかりとした音作りができてました。
これからもっと大きいところでやる機会が増えるから大事なことです。

演奏の面でもアルバムでもあったリズムを切らすことなく何曲か続けて演奏する
アレンジに感心したり、アルバム3枚出していい曲が増えて
代表曲”週末はソウルバンド”を早くも一部の途中でやってしまったり、
バンドの成長ぶりを感じました。

やはり管楽器3本(そのうち一本がバステナーサックスなのが効いている)と
パーカッションがちゃんと正規メンバーとしている大所帯バンドだけあって、
音の分厚さ、カラフルさ、グルーブ感、そしてバンドの一体感とアットホーム感が
素晴らしいです。

3作目の特色でもあった、今の世の中を憂う歌詞について、MCで、
”ほんとは”アホな友達〜”みたいな楽しい歌ばかりのアルバム作りたい。
でもヘイトとかほっとけないじゃない” と。
そう、それでこそ、”週末はソウルバンド”で♪続けてもいいから嘘は歌わないでね♪と
歌っているバンド。バンドマンである前に一人の個人として世の中を真剣に
生きているからこそ、今思っていることを正直に歌う。
だから彼らの歌が信用でき、すっと胸の中に入ってくるのです。

今回は一部、二部制で、そうしたのは合間にお酒でも飲んでリラックスして
この場を楽しんで欲しいからとか。実際、彼らの意図する通り開演前も休憩中、
そしてライブ後もやけのはらによるご機嫌なDJで、お客さんたちはちゃんと
身体を揺らして音楽を楽しでいて、すごく会場全体がいい雰囲気でした。
若い人だけでなく、私よりも年齢高そうな人たちが結構いたのも良いです。

後ろのゲスト席には最近彼らを知ってツイッター等でファンを公言し始めた
いとうせいこう氏の姿も。私も尊敬するいとう氏がファンになってくれて嬉しい限り。
氏のライブ後のツイッターでは、”素晴らしかった。クールなソウルミュージックに、
ホットな反差別、融合のメッセージ。マービン・ゲイからカーティス・メイフィールド
の感覚の奥底にあるスペシャルズの魂。”とベタ誉め。

能天気に踊り、アルバムタイトル”光を分かちあおう”のメッセージにグッときた、
いいライブ、ほんまええバンドです。

新作の1曲目 メロウなサウンドに、繰り返される”同じ夜を鳴らす”の歌詞が沁みる。
https://www.youtube.com/watch?v=MGUAM0vtuqY


彼らの真骨頂去年のライブから 鉄板2曲”楽しく暮らそう” ”週末はソウルバンド”
https://www.youtube.com/watch?time_continue=22&v=O3Ss_4TwwR4&feature=emb_logo



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