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2016年03月09日14:06

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野球賭博のススメ

以前読んだ本に野球賭博システムについて書かれた箇所があって実によく出来たシステムやな〜と思ったので、簡単にまとめておきます。べつに野球賭博のススメって言っても、野球賭博を薦めているわけではないのでご安心を(笑)

野球賭博とは何に賭けるのかと言うところからはじめると、簡単に言えば野球の勝敗について賭ける。そんなこと言うと、阪神巨人戦のように弱いチームと強いチームはある程度わかるんだから強いチームに賭けてりゃ負けないだろって思われるかもしれないが、その点はちゃんとハンデがつくようになっている。このハンデをつける人をハンデ師と言い、これがまた絶妙な加減なんだそうな。ハンデは単純に1とか2点とかではなく、0.8点といった感じで小数点がつく。例えば阪神巨人戦で阪神に1.8点のハンデがついていたとして、巨人が1点差で試合に勝ったとするとハンデを差し引き0.8点差で阪神の勝ちということになる。そして賭け金の0.8倍が儲けとして返ってくる。もちろんここから手数料やらなんやらが差し引かれるけど簡単に言うとそんな感じ。

次にこの野球賭博のシステムのすごい所なのだが、その支払いシステムの説明をする。まず始めに、口座を開設し、胴元と賭け手で共有する。お金のやり取りはこの口座で行う。端から見れば、本人が出し入れしているだけに見える様にする訳だ。
そして何よりもスゴいのが掛け金、儲けの清算は全て一週間に一度まとめて行うらしいのだ。だから、週始めに買っていれば後は安く流して無難に終わらせようとするけど、逆に週の頭で負けている人はそれを取り戻そうと後半になればなるほど掛け金が上がっていくという人間の心理をついたシステム。しかも、胴元はやくざだから、いくらでも金を貸してくれるところはある。今週がダメでも、来週取り戻せばなんとかなるから、借りる方はかなり無謀な借金でも比較的抵抗なく借りてしまうって寸法。

あと、先程賭ける対象は野球と書いたけど、これは別にプロ野球の試合だけではない。高校野球なんかも対象になるらしい。しかも、この野球賭博、1試合だけ賭けるというやり方はできないらしく、賭けるなら何試合以上とか、この試合とこの試合は必ず参加ってルールらしいので、高校野球の野球賭博に手を出せばシーズン中は朝から晩まで試合にかじりついて見なきゃいけなくなるらしい。

ここまで読んで野球賭博に興味を持ってしまった人もいるかも知れないので、一応蛇足。
この野球賭博、私の読んだ本によると5年間破産せずに続けられたら御の字らしい。しかも、この賭博を知ってしまうと普通のギャンブルでは楽しめなくなるというおまけ付き
まあ、触らぬ神に祟りなしという事で。

■巨人・高木京介投手、野球賭博に関与 最高顧問ら辞任へ
(朝日新聞デジタル - 03月08日 20:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3888651
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