mixiユーザー(id:224213)

2019年07月17日19:16

401 view

韓国映画の情熱


韓国歴史大作映画「グレート・バトル」を観た。
韓国の歴史ものはどれも面白いが、今作は、あのゾンビ映画の快作「新感染・ファイナルエキスプレス」の製作スタッフが手がける、とあっては観ないわけにいかない!で案の定というか期待以上の痛快感!唐の第二代皇帝太宗率いる20万の唐軍に対しわずか5000人の兵力で高句麗の安市城(安土城ではありません。アンシソンといいます)を死守する実在した将軍「ヤン・マンチュン」の活躍を描く。2時間20分と長尺だが、一瞬もダレることなく最後までハラハラワクワクドキドキのワンダーランド!まっ、唐軍が安市城に攻め入る戦闘シーンが都合三回繰り返されるだけの映画なんですが、攻め入る度に用いる唐軍の戦術や武器が全く違うし、それに対抗する安市城軍もそのたびに違う戦術と武器で応戦するので戦闘シーンばっかりなのにまったく飽きさせない!さらには3回目の安市城攻めで唐軍が用いるトンデモ戦術とその意外な結末なんて「どうせ映画だし、現実にはありないフィクションだよな・・」と思っていたら、なんと史実に基づいていることを知ってビックリ!とまぁ、西暦645年(日本では、虫5(645)匹、大化の改新叩き出す!の頃)朝鮮半島では唐と高句麗の間でこんな壮絶バトルが起きていたわけね。
演じるのは「ザ・キング」のチョ・インソンとペ・ソンウ、「新しき世界」のパク・ソンウン、それに「密偵」における日本人「橋本」役の怪演を見て以来すっかりハマっているオム・テグなど大好きな俳優さんばかり。
とかくCGに頼りっぱなしのマーベルやらディズニーやらのハリウッド映画からは絶対感じることができない熱量が画面に横溢します。そんな映画が新宿シネマートのみの単館上映(キャパ100人)・・こういう映画こそIMAXで観たいのになんとも残念!
実は、となりに妙齢のご婦人がいたのだが、ここぞ!という場面で拍手し、残虐なシーンでは目を覆い、悲しい場面ではシクシク泣き、最後エンドロールが終わると「わぁ〜〜面白かった!サイコー!」と大声で叫ばれるし、あげくに僕に握手を求めてくるしで、このご婦人の熱量も横溢していました。
0 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年07月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031