mixiユーザー(id:22347840)

2022年01月20日22:57

62 view

絵のない日記2022/1/20(木)映画「さすらい」

フォト











さすらい

>(ネットより抜粋)
(1975)
IM LAUF DER ZEIT
上映日:1977年01月27日
製作国:西ドイツ
上映時間:176分
モノクロ スタンダード

監督
ヴィム・ヴェンダース
脚本
ヴィム・ヴェンダース
出演者
リュディガー・フォグラー
ハンス・ジシュラー
リサ・クロイツァー
ルドルフ・シュントラー

>『都会のアリス』『まわり道』と合わせてヴェンダース監督のロード・ムービー3部作とされ、上映時間は3作のうち最長の176分。同作は1976年のカンヌ映画祭でFIPRESCI(映画批評家連盟)賞、シカゴ国際映画祭でゴールデン・ヒューゴ賞を受賞するなど高く評価され、ヴェンダース監督が世界的な知名度を獲得するきっかけとなった。

>ストーリー
ブルーノ・ヴィンターは2年来大型ワゴンに乗って小さな街の映画館を巡回し、映写機の修理をしたり、フイルムを運ぶ仕事をしている。この大型ワゴンは彼の仕事場兼住居だ。ある朝エルベ川のほとりにワゴンを止め歯を磨いていると、ワーゲンが猛スピードで走って来て川に飛び込んだ。唖然として見ているヴィンター。乗っていた男は車が沈む直前に鞄をもって脱出し、びしょぬれで川岸に上がって来た。ヴィンターは男に乾いた服を提供し、当然のように車に乗せて出発する。男の名はローベルト・ランダー。東ドイツとの国境線に沿ってリュッヒョー、ヴォルフスブルク、ヘルムシュテットと回る旅に同行させた。ローベルトは妻と別れて来たところで、頻繁に電話をするが相手が出る前に電話を切ってしまう。
シューニンゲンの公民館ではスピーカーの設置に手間取るブルーノを見ているうち、ローベルトがスクリーンの背後で影絵を始めてしまう。ある晩、閉鎖された鉱山の前にワゴンを止めて野営する。ところが廃屋の筈の工場から物音がして眠れない。行ってみると、男が立坑に石を落としている。男は、妻が自殺するために事故を起こしたと言い、血まみれのレインコートを着ている。ローベルトは自分のマットを彼に与えて眠らせた。翌朝牽引車が男の車の残骸を取りに来る。
ブルーノが眺望台に上っている間、ローベルトはフロントガラスの下に「僕はオストハイムの父のところにいく」と書いた紙を挟んで、一人出かけていく。新聞を一人で発行している父には何も言わせず、自分と母親には決して発言を許さなかったと非難する。彼は印刷室で一夜を明かした。その間、ブルーノは遊園地でパウリーネという女性と知り合い、映画に誘う。彼女は実は映画館の窓口をやっていて、終演後、二人は空っぽの映画館にとどまる。
翌朝ブルーノはローベルトをオストハイムに迎えに行き、二人はまた一緒に旅を始める。ブルーノが自分の生家を訪ねたいと言い、ブルーノの旧友のパウルのところへ行ってサイドカー付きのバイクを借りる。ライン川の中州にある島にブルーノが母親と暮らしていた家があった。もう廃屋になっていたが、幼い頃の想い出の品を見つけることができた。その日ブルーノはその家の中に、ローベルトは外に寝る。
二人は再びブルーノの仕事のルートを巡る。ある晩、二人は東ドイツとの国境にたどり着いてしまった。そこにあった米軍の監視小屋に入り込んだ二人は、酒を飲みながら話をする。(後略)



 と、まあ話はあって無いようなモノで、映画はだらだら三時間近く続く。2人は最後には別れるんだけど、それぞれの旅は続く。シナリオはあらかじめ準備されておらず、ヴェンダースにより云わば即興的にその場で書かれた。その代わり(という表現も変だが)ロケハンは綿密に行われ、アメリカの荒野・田園・片田舎をイメージしている。実際の撮影は東西ドイツの国境近くで行われた。
 ラスト、ブルーノは自分のバスで、ローベルトは電車で別れて往く。ここだけちょっとドラマチック(空撮 ! )で何故だか感動してしまう。
 好きな映画がまたひとつ増えた。













6 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年01月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031