今日のドローイングのストローク、西東三鬼の句
こおろぎが 暗闇の使者 跳ねてくる
から「くらやみのししゃ」の七音。なんか不気味ですね。
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今日、届いた文庫本から2冊紹介します。
ドキュマン
ジョルジュ・バタイユ著
江澤健一郎訳
河出文庫
以下ネットより
>内容紹介
バタイユが主宰した異様な雑誌「ドキュマン」掲載テクストを集成、バタイユの可能性を凝縮した書を気鋭が40年ぶりに新訳。
>内容(「BOOK」データベースより)
初期バタイユが主宰した横断的雑誌『ドキュマン』。そこに彼が執筆した文章を集成し、四十年ぶりに気鋭が新訳。その後のバタイユの萌芽をしめすとともに、亀裂と不定形の思想家という新たなバタイユ像を開示する。多形な異物が渦巻く溶鉱炉から未生の思想が炸裂し生成する―世紀を超えた名著が復活。
>訳者について
フランス文学専攻。著書『ジョルジュ・バタイユの《不定形》の美学』(水声社)。訳書にディディ=ユベルマン著『イメージの前に』(法政大学出版局刊)他。
>著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バタイユ,ジョルジュ
1897‐1962。思想家・作家・批評家。特異な思想はその後の思想・文学に大きな影響を与える
江澤/健一郎
1967年生。フランス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
まず初期バタイユの思考を知りたい、と考えた。エロティズムだけでなく、現代思想の中での位置を探りたい。
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イソップ株式会社
井上ひさし著
中公文庫
>内容紹介
夏休み。いなかですごす二人の姉弟のもとに、毎日届く父からの手紙には、一日一話の小さな「お話」が書かれていた。物語が生み出す、新しい家族の姿。
>内容(「BOOK」データベースより)
夏休み。いなかのおばあさんの家ですごす、さゆりと洋介の姉弟には、毎日父からの手紙が届く。そこには、一日一話の小さな「お話」が書かれているのだった。物語を通して生まれる、新しい家族の姿。
目次を見ると有名なイソップの寓話ではない(つまり「アリとキリギリス」だの「酸っぱい葡萄」などでない)題材が選ばれているのか?はたまた井上ひさしオリジナルの童話集なのか?読んでないので判りません(笑)。
が、当たりみたいな予感がする。まあハズレはないでしょう。
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