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2020年10月20日22:01

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絵日記2020/10/20(火)後ろにも…

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 今日のドローイングのストロークは永田耕衣の句

後ろにも 髪脱け落つる 山河かな

から「かみぬけおつる」。
 解釈は不要ですね。


     落葉


 またしても本を買ってしまった(もう「生きているうちに全部読みきる」ことは半ば諦めている。読書子というよりコレクターですね)(笑)。古本だけど、2冊紹介します。

美術史とその言説(ディスクール)
宮川淳 著
水声社(2002年版)
>内容(「BOOK」データベースより)
「美術」の主語は誰か。「見えるもの」―ひとつの対象、ひとつの色彩―がそれ自体で記号であるのではない、それはおそらくディスクールの実践の中で記号になるのだ。いいかえれば、「見えるもの」が記号になるのは、たとえばひとつの林檎が「静物」と呼ばれるときではないだろうか。

内容(「MARC」データベースより)
ひとつの林檎を描くことがそれ自体で絵として成立すること、いいかえれば、それが美術であること。それはすでにひとつのディスクールである…。近代の終末、タブローの終末を見つめる。1978年中央公論社刊の再刊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宮川/淳
1933年、東京に生まれ、1977年、東京に没した。東京大学文学部卒業。成城大学教授をつとめた。専攻、美学、美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 若い頃(いつ頃か ? )に中央公論社版を購入した記憶はあるんだけど、きちんと読んだ記憶が無い(笑)のでまた買った。今度はちゃんと読みたい。本業のことなのだし。


     落葉


哲学個人授業─「殺し文句」から入る哲学入門
鷲田清一・永江朗 著
ちくま文庫
>内容紹介
哲学者のとぎすまされた言葉には、歌舞伎役者の切る「見得」にも似た魅力がある。哲学者23人の魅惑の言葉。文庫版では語り下ろし対談を追加。

内容(「BOOK」データベースより)
哲学者の書くとぎすまされた言葉には、歌舞伎役者の切る「見得」にも似たぞくっとする魅力がある。ある言葉に出会うことで、もやもやした世界が一挙に結晶化するのだ。デカルト、カント、デリダ、西田幾多郎等23人の「グッとくる」言葉を題材に「哲学」を日常の底に食い入らせる対談。内田樹、江弘毅両氏も時折参戦。文庫化にあたり、「幸福について」の一章を語り下ろした。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鷲田/清一
1949年京都生まれ。77年京都大学大学院文学研究科(哲学)博士課程修了。関西大学文学部哲学科教授等を経て、大阪大学総長に。『分散する理性』『モードの迷宮』により、89年サントリー学芸賞受賞、『「聴く」ことの力』により、2000年桑原武夫学芸賞受賞、04年紫綬褒章受章

永江/朗
1958年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。フリーライター。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 これは初読。副題の「殺し文句」から入る…という所に惹かれた(笑)。例えばニーチェは「神は死んだ」と言ったらしいんだけど、えっ!とびっくりするよね。ちょっと考え込んでしまう(神を信じているか?は別にしても)。残念ながらこの本にはニーチェの項目は無いんだけどね(爆)。


     落葉


 昨晩遅くに、ローレンス・ブロック「皆殺し」(マット・スカダー・シリーズ14)を読了。充分に面白かったんだけど、随分と時間がかかった。本来の「読書モード」に入っていないのだ。かと言って「模型製作モード」でもないし「家事モード」からも程遠い。謂わば「中途半端モード」なんである(笑)。胃も本調子ではないし…。

 











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