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2020年10月18日21:57

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絵日記2020/10/18(日)竹の葉の…

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 今日のドローイングのストロークは永田耕衣の句

竹の葉の さしちがひ居る 涅槃かな

から「さしちがひゐる」の七音。(ドローイングでは字を間違えてますが)(笑)

 秋の陽は低い。木洩れ日が竹藪の地面にでも影を映しているのだろうか。竹の葉はてんでに勝手な方向を指している。その様子を「涅槃」と詠むのは、耕衣の悟りというものなのだろうか?


     落葉


 今日、届いた古本(文庫)を2冊紹介したい。(いつ読めるのか分からないんだけど)(笑)

「そうだったのか現代思想─ニーチェからフーコーまで」小阪修平著
講談社+α文庫
>内容(「BOOK」データベースより)
現代思想が難解なのは、現代に生きる私たちの直面するもんだいに直接かかわりがあるからだ。それは、絶対的な価値基準がない「相対主義」のもんだいである。本書では、ニーチェ、フロイト、ハイデガー、ソシュール、サルトル、ドゥルーズ=ガタリ、フーコーら、12人の現代思想のトップスターたちの紹介を通じて、現代思想とその流れを、私たちのもんだいと照らし合わせながら、だれにでもわかりやすく解説する。※本書は1995年7月、芸文社より刊行された『はじめて読む現代思想』1・2を文庫化にあたり一冊にまとめ改題したものです。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小阪/修平
1947年、岡山県に生まれ、福岡県で育つ。東京大学中退。1979年から執筆活動をはじめ、哲学・思想を中心に幅広く評論活動を展開している。ことに難解に陥りがちな哲学を、水準を落とさずに、平易に解説することでは定評があり、哲学ブームのきっかけをつくった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 今、読んでいるロラン・バルト、メルロ=ポンティ、ミシェル・フーコー、ジル・ドゥルーズ等を「俯瞰的」に見たいと買った。「問題」を「もんだい」とわざわざ書くような思想家・評論家である、理解を助けてくれることを期待したい。と思ったら、35年以上前に同著者の編集による「別冊宝島44わかりたい、あなたのための現代思想・入門」なる本を買っていた。ちゃんと読んでいないんだけど(笑)。


     落葉


「十二人の手紙」井上ひさし著
中公文庫
>内容(「BOOK」データベースより)
キャバレーのホステスになった修道女の身も心もボロボロの手紙、上京して主人の毒牙にかかった家出少女が弟に送る手紙など、手紙だけが物語る笑いと哀しみがいっぱいの人生ドラマ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井上/ひさし
1934年生まれ。上智大学仏語科卒。「ひょっこりひょうたん島」など放送作家として活躍後、戯曲・小説などの執筆活動に入る。小説では『手鎖心中』で直木賞、『吉里吉里人』で日本SF大賞および読売文学賞、『腹鼓記』『不忠臣蔵』で吉川英治文学賞、『東京セブンローズ』で菊池寛賞、戯曲では「道元の冒険」で岸田戯曲賞、「しみじみ日本乃木大将」「小林一茶」で紀伊國屋演劇賞および読売文学賞、「シャンハイムーン」で谷崎潤一郎賞、「太鼓たたいて笛ふいて」で毎日芸術賞および鶴屋南北戯曲賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 井上ひさしは昔から興味があった。本棚をちょっと見回しただけでも氏の「自家製文章読本」「ことばを読む」「言語小説集」「吉里吉里人」があった。大長篇「吉里吉里人」以外は読んだはずなのだが、内容を覚えていない(笑)。











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