本日のお買い物から1冊ご紹介します。
「戦争童話集」野坂昭如
中公文庫
>内容(「BOOK」データベースより)
焼跡にはじまる青春の喪失と解放の記憶。戦後を放浪しつづける著者が、戦争の悲惨な極限に生まれえた非現実の愛とその終りを“8月15日”に集約して描く万人のための、鎮魂の童話集。
>著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野坂/昭如
昭和5(1930)年、神奈川県鎌倉に生まれ、養子にゆき神戸に育つ。戦災にあい、のち、実家に引き取られる。旧制新潟高校から早稲田大学仏文科に進むが、昭和32年中退。CM作詞家を経て、『エロ事師たち』で作家となる。昭和43年『アメリカひじき・火垂るの墓』で直木賞を受賞。平成9年『同心円』で吉川英治文学賞を、同14年『文壇』で泉鏡花賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
付記:死没
2015年(平成27年)12月9日(享年85歳)
日本 東京都
「戦後」日本を描いた貴重な作家のひとりを失くしてしまった。合掌。
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