絵日記2019/11/14(木)アンドレ･ナヴァラ

　J.S.バッハ全集以前から持っていた30年物の｢無伴奏チェロ組曲｣(2枚組)のCDはヨー･ヨー･マではなくアンドレ･ナヴァラの物だった。探し物をしていて偶然発見した。
　ケースカバーもしていなく白いケースが茶色く変色していて(神経質な私は)(笑)良い機会なので24mm厚でなく10mm厚の新品ケースに入れ替えることにした。

https://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=top_ym_cg&meta=vc%3D&p=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%EF%BD%A5%E3%83%8A%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%A9

　カザルスの録音と聴き比べしてみた。
　一言で言ってしまうとナヴァラの演奏は静謐にして上品。カザルスの技巧的にして華麗な演奏と好対照である。単なるチェロ練習曲としか見なされていなかったチェロ組曲を芸術性の高い超絶技巧な曲として音楽界に改めて認識せしめたカザルスであるが、ナヴァラのそれはあくまで静謐、崇高な神の音楽だと感じさせる。
　他のチェリストの演奏が聴きたくなったが、次は続々と出て来た｢無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ｣の聴き較べである。
　先ずは｢バロック･ヴァイオリン｣のクイケンから行ってみる。楽しみである(笑)。