PJハーヴェイは90年代からずっと僕の「いつか聴いてみたいリスト」に入ったまま、だがしかしかわいそうに一度も聴かれることなく放置され続けていたアーティストでした。 彼女が登場したころのイメージは、ニルヴァーナやサウンドガーデンに代表される米
復活作『Fantome』を聴いて(ようやく)宇多田ヒカルの才能に心酔してしまい、いまさらになってこの説明不要なメガヒット・アルバムを聴き直すに至っている。 99年当時、自分はミーハーなんで『First Love』はもちろん何度も手に取って聴いたアルバムでは
イギリスのシンセサイザー・メーカーの名を冠したと言われている、エイフェックス・ツインの『チーター』。 そのチーター社のMS800という機種を使って録音された本作。僕はそんなマニアックなメーカーもシンセも知らないのだが(機材マニアでもなければ誰