ジョーイ・ワロンカーを筆頭としたアトムス・フォー・ピース組の起用、実父デヴィッド・キャンベルが指揮したストリングス、さらにジャケットのキラキラなポートレイトからして、誰もが2002年の傑作『シー・チェンジ』を連想せずにはいられない、ベック新作
「ポストパンク・リヴァイヴァル」というわけのわからないタームに放り込まれてしまったことがよほど気に入らなかったのか、ポストパンク的要素(つまりPILっぽさ)は周到に排除、高性能なポップ・バンドとして生まれ変わったザ・ラプチャーの二作目『ピー
正直、3作目くらいから息切れしてくるかと思ってた「たま」のアルバムだけど、なかなかどうしてこの3作目の『きゃべつ』も閃きは衰えてない。前作『ひるね』から半年、いささか早急にこしらえた感は否めないものの、相変わらず、オルガンとアコーディオン
前作『女たち』のパンク路線を継承しつつも、演奏の重心はグッと低く落として従来のストーンズらしいグルーヴに回帰しつつ、一方ではUKレゲエ(“センド・イット・トゥ・ミー”)、キースの歌うバラッド(“オール・アバウト・ユー”)など変化球も配置し