オアシスの2002年作『ヒーザン・ケミストリー』が、各音楽誌で絶賛されていたことを昨日のことのように思い出す。イベント的に繰り広げられた兄弟喧嘩からの解散危機を乗り越えて、あるいはその前の『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイア
60年代〜70年代のブリティッシュ・ロックに接近、日本のオジサンたち(俺を含む)を狂喜させた(?)、くるりの2005年作『NIKKI』。 おそらく本人たちにとってもリスナー目線でもっとも得意な分野というか、いつものようにひねくれる必要もなく自然体
「ポストパンク・リヴァイヴァル」という、いかにも音楽ライターがでっちあげたような言葉(死語)がある。 「ポストパンク」がそうであったように、そのリヴァイヴァルの方も、僕はその音楽性をうまく定義付けることができない。そこに分類されると言われ
ボブ・ディランとは、ヒップホップ・ミュージックが生まれる数十年前にすでに存在していた、世界初のラッパーである。 いきなりわけのわからない嘘をぶちまけてしまったが(笑)、65年にリリースされた“サブタレニアン・ホームシック・ブルース”における