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2010年03月10日02:07

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規則

髪形違反で卒業式出席させず
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1135455&media_id=2

小学校のとき、卒業式のあまりのダルさにあくびを噛み殺していたら、友人の母親から、
「小池くん涙を浮かべてたよ。実は良い子なんじゃん」と言われてたらしく、顔から火が出るほど恥ずかしい思いをしました。(今思えば、最後の最後で好感度アップしたんだろうけど)

あんなに何度も何度も事前にリハーサルしといて、いざ本番で泣けるやつの気がしれん。
「感動しい」のオイラではあるけど、卒業式だとか、成人式だとか、そういう形式的なもんは大っ嫌いなのだ。

高校にもなると、こんなのサボったってちゃんと卒業できることは分かってるので、更にダルさは倍増してた気がする。(それでも一応出たけどね)
そんな俺に言わせれば、こいつらは確信犯じゃないのかと。
俺なら喜んで髪を伸ばすけどね。

とまあ、個人的な話は別にして、本題に移ります。
モンスター・ペアレンツにも物怖じせず、毅然とした態度を貫いた高校側の対応は良かったと思う。クレームつけてる親は恥ずかしくないんだろうか?そもそも、どうしても校則が守れないのなら、はじめから緩い高校を選べばいいんだし。自分で選んで入学したからには、最後までルールを守らなきゃ。(もしくは最後までうまくごまかすべし)

というのが、あくまで大人の意見でして。
これからは「そもそも校則の必要性ってなに?」っていう、根本的な話をするんだけど。

大義名分的には、社会のルールを守るための予行練習だとか、集団行動を通じて協調性を養うだとか、色々あると思うんだけど。ただ、物事には限度というのがある気がする。
「頭髪が耳に掛かっちゃダメ」って、あまりに厳しすぎないか?どんだけ前時代的な発想だよ。

法律を初めとして、規則と呼ばれるものは明らかに不条理だと思われるものもいっぱいある。小学生ならともかく高校生くらいになると、教師がちゃんと説明できなければ納得いかないはずだ。
その規則はなんで守らなければいけないのか、その規則を制定した学校の意図はなんなのか。(なぜ卒業式に限って取り締まりが厳しくなるのか)
もちろんそんなことまで学校は教えてくれないけど、そういうテストに出ないような問題を考える力を養うのが、真の意味での“勉強”だと思う。「ルールだから、ダメなもんはダメ」という考え方は、教育の現場としてあまり好ましくない。子供たちの自発性が失われ、あげく思考停止に陥る気がする。

ただ現実的には、規則に従わなければペナルティを被らざるを得ない。そのなかで、自分ならどのような行動を取るべきか考える。すべてを理解した上で、あえてここはルールに従ったフリしておくのか。精一杯反抗して意思表示をするのか。規則の網の目を潜って要領よくごまかすのか。あるいは、規則を健全なものに戻すよう働きかけるのか。選択肢はいくつだってある。正直、なんだっていいと思う。

だからね、ガキのころの自分に対して思うのは、親や教師の言うことに黙って従うだけじゃなく、もっと自分の頭で考えて行動すればばよかったなぁ、と。周りと比べて好き勝手やってきた方だと思うけど(特に中学時代)、それでもまだ足りなかった気がする。

相対的に見て、現代の子供は大人しいし、とてもじゃないが活き活きしてるようには見えない。そんな印象が拭えなかったから、今回はあえて子供を擁護する立場になって発言してるんだけど。少なくとも俺は、無力感に苛まれて親に泣きつくしかできない子供の顔なんか見たくない。その短い手足で足掻きながら、果敢に大人社会に楯突いていくような、そんな活き活きした子供たちが見たい。俺は元気な子供たちを応援したい。
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