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2022年01月21日05:27

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Abgeschiedenheit は「隠逸」という「境涯」だ

ドイツの Mystiker(神秘家、神秘主義者)
エックハルトの重要術語(テクニカルターム)
Abgeschiedenheit
(アップゲシーデンハイト。
 中高ドイツ語では abegesheidenheit=アベゲシャイデンハイト)

隠逸
という
境涯
(この世に生きてゆく上で置かれている(置かれた)、人それぞれの立場。身の上。境遇。
 境界(きょうがい)=精神・感覚の働きによりもたらされる境地。
 五官(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)および心の働きにより認識される対象。
 六根の対象の、色・声・香・味・触・法の六境を言う(仏語)。)
だ。

そして
我々が住むことになった
古民家で
元々住んでいた人も
Abgeschiedenheiter(隠身(かくれみ)人)
だった。

そもそも
「隠身(かくれみ)」
とは
神話や神道で
「隠された」「見えない形」
あるいは
神の「形而上学的形態」
を意味する。

これを
神ではない生身の人間が実践する
ということは
「世捨て人」
あるいは
「俗世間で求めたりもとめられたりすることの一切」

「捨てた人」
でなければ出来ない境涯。

しかし
「あえてそれを行う」
「それ相当の理由」
がある場合

それは
「やむを得ず」

「主体的に選び取って」
とを
問わず

常識を越える生き方
となる。

けれども
そういった生き方が
隠「逸」

中国で名付けられている限りにおいて
そういった生き方は
「秀逸」
もしくは
「秀逸な人であるが故の隠れた生き方
 (「君子は危に近寄らず」な人生の実践)」
であるという認識が
そこにはある。

地位と名誉と財産を
「全部捨てる」
代わりに
「自由を得る」
という生き方は

ある目的の達成のために
それ以外の全部を捨てる
という選択であり
そこには覚悟(強い意志)が必要だ。

私の場合
「自由に純粋に哲学て宗教書を残す」
という目的のために
総(すべ)てを捨てて
ここ(蒜山高原=高天原=神話の国の古民家)に
呼び寄せられたと捉えたい。

そう捉えてこそ
京都大学の図書館を使える環境を捨ててまで
ここに来た
(つまり「京大図書館の書物総てを自由に使えるという環境」を越える)
「意義」を
即ち
「蒜山高原の古民家で Abgeschiedenheit する」という生き方の
「意義」を
見出すことができる。

それ以外の
いかなる目的であっても
(もちろん「健康」が最大の目的であって良いのだけれども
 「健康」だけなら)
「自由な精霊の行為の結果としての哲学的宗教」は生まれない。

「健康」に
「生き方」としての「Abgeschiedenheit」が
加わってこそ
「未来創造的な哲学的宗教」は
生まれる(生(な)る)。

為(な)る=行為としての自発。

成(な)る=成果としての自発。

生(な)る=生産としての自発。

これを成すことができる
唯一の「方法」

「隠逸」としての「Abgescheidenheit」
それは
「死生」としての「人生」
だ。

☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆

そして
「隠逸」「死生」としての「Abgeshiedenheit」という「境涯(境界)」
の具体例としての
「神話の国、蒜山高原の
 隠逸の実践形態としての
 元戦国大名の子孫が代々住んでいた古民家
 で死生すること」

マルクスが描いたように
人類全体の社会として現れる
「前」であっても

例えば
「人が結婚する場合に
 誰を伴侶と選ぶかによって
 その人の人生を左右することがある」
ように

「個々人が自由に
 選び取ることのできる
 生き方の一つ(生きる方法論)」

捉えることができる。

「社会全体を変革すること」
ならば
自分だけではなく
国家の構成員(国民)全体に
影響が及ぶ


「自分の人生を
 主体的に選んで
 実行すること」
なら
「その本人の自由裁量の範囲内」

済む。

つまり
「社会の変化を待たずして
 あるいは
 社会(世界)を変革することを
 必要とせず」
自己責任で
誰もが自由に選び取ることができる生き方のスタイル
として捉えられる。

もちろん
現実には
さまざまな障害や困難や苦労や心労が
伴うので

実現は
簡単ではないけれども
「納得のゆく人生」を
「自分自身の責任で」
実現してゆけるのであれば

誰にとっても
やり甲斐のある生き方の選択肢
ではなかろうか。   

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最終更新
令和4(2022)年1月21日 5時47分
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