「どうか、彼女が死にますように」 喜友名トト、メディアワークス文庫。
まあ、確かに作者が書いたあとがき通りだったな〜。
タイトルもまあ、作品の本質に触れていたと思うし、主人公をこういう設定、ヒロインをこういう状況にしたのも分かるし、全体的には上手くまとめた感は感じられました。
一方で、小ぢんまりというか、無難に終わった感も感じちゃいました。想像つくラストだったかな。
主人公をこういう設定にしたんであれば、もっと意外性、派手なラストでも良かったかな。ネコはまあまあの存在感でしたが、彼女のお姉さんとか、せっかくのキャラがイマイチ存在感ないまま終わってしまった気がしました。
100点満点中69点。
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