2020書評143

｢パンダ探偵｣　鳥飼否宇、講談社タイガ。

本日1冊目。

最近昔の鳥飼作品読んで、新作読みたいと思っていたら書いてました。

タイトル通り、パンダが探偵です。
まあ、まだ見習いですが。

人が絶滅し動物たちの世界になったという環境(前提)で書かれている作品。
この時点で特殊な設定ですが、ミステリーとしては、動物の習性を活かしてはいるが王道だったと思います。トリッキーさを感じたが、それはミステリーというより動物の習性が理由かな。

なにせ、動物番組をほとんど見ないし知識がないから、犯人探しは全く当たらず。知識ある人からしたらもしかしたら簡単なのかもしれないが、結構目から鱗の真相でしたよ。

100点満点中69点。