「ブルシャーク」 雪富千晶紀、光文社。
本日3冊目。
怒濤のサメ小説!というウリらしいが、いいところと悪いところあり、といった感じかな。
こういうパニック小説はありきたり、よくあるパターンの方が作品に肩入れしやすいと思っているので、この作品もそういう意味では非常に分かりやすい話だったと思います。
一方で、サメをメインにしているけどサメの存在感みたいなものが、作品全体を通して余り感じられなかった。
確かにサメの視点で全体を書くわけにはいかないだろうから、自然とこういう展開になるのはしょうがないが、でもそれを加味しても、もう少しサメが前に出てくれた方が良かったかな。
次回は、烏?烏じゃ弱いな、じゃゴキブリ?それは恐すぎるな〜(苦笑)。
100点満点中69点。
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