「深淵の怪物」 木江恭、双葉社。
本日1冊目。
第39回小説推理新人賞奨励賞受賞作品含むデビュー短編集だそうです。
計4作品収録されています。
最初に収録されている作品が奨励賞受賞作らしいですが、確かに個性的で少ない登場人物の中で、意外な真相を用意していて、上手い作品だと思います。
残り3作品もいい意味で単純なラストになっておらず、デビュー作品集にしてはレベル高いとは思います。
ただ一方で、インパクト、印象的な作品は?と聞かれるとかなり迷う。全て及第点は超えているがこれは!っていう作品は正直なかったと言わざるを得ないかな。
最初の作品の女性刑事で次回作読みたいな。
100点満点中70点。
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