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2019年12月14日07:45

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12月14日の誕生花・クローブ

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12月14日。本日の誕生日は、サイネリア[紫] (悩める思い出・喜び)、松(同情・かわいそう)、松の花(勇敢)、クリスマスパレード(孤独)等々があります。今回は、クローブ(丁子)を取り上げます。花言葉は、「貴重さ」です。

熱帯多雨原産の中高木であり常緑樹で、主にインドネシア、ザンジバル、スリランカ、モーリシャス、マダガスカル、ペナン、ドミニカ等で栽培されています。クローブの花蕾は釘に似た形をしている事から、中国では「釘」と同義の「丁」の字を使って「丁香」「丁子」の名があてられ、日本でも生薬としての花蕾を丁子(ちょう じ)または丁香(ちょうこう)と呼ばれ、芳香健胃剤(日本薬局方にも収録)としてしようされています。フランス語では釘を意味する Clou と呼ばれています。英語の Clove もこれを語源とする。
肉料理によく使われますが、他の香辛料とブレンドして使用されることが多いようです。非常に強い香気を持っているので、百里香という別名もある。
特徴的な香気成分はオイゲノール (Eugenol)。ゴキブリがこの香りを嫌うのでゴキブリ除けとしても使用されることがある。またクローブの精油(丁子油)は日本刀のさび止めにも用いられていたようです。
インドや中国では紀元前から殺菌・消毒剤に使われていた。シリアでは紀元前1721年内外の陶器の壺の中からクローブが発見されてたようです。古代中国では臣下が皇帝の前に出るときにはクローブを口に含んだという記録があります。ヨーロッパには中国商人が絹などと共にセイロン島経由でもたらし、6〜7世紀頃には貴族の間で 珍重されるようになり、大航海時代になるとコショウ、ナツメグとともにスパイス貿易の中心的な商品となり一般にも出回るようになりました。日本にもかなり古く、5〜6世紀には紹介されていたようです。 正倉院の宝物のなかにも当時輸入された丁子があります。
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