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2019年10月20日18:59

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10月21日の誕生花・一位(イチイ)

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10月21日の誕生花と花言葉は、薊[あざみ](権威・触れないで・独立・厳格・復讐)、バンダ(個性的),チトニア(優美・優美な仕種)、ムラサキシキブ(愛され上手・聡明な女性)、ワタノ花(偉大・崇高)等々があります。今回は、一位[いちい]を取り上げます。花言葉は、「哀しみ」です。

イチイ科イチイ属の植物です。別名はアララギ、笏の木(しゃくのき)北海道や北東北の方言ではオンコと呼ばれています。学名のTaxusはギリシャ語の弓(taxos)に由来します。種小名の(cuspidata)は「急に尖った」の意味です。アイヌもイチイを弓に使っています。耐陰性、耐寒性があり刈り込みにも耐えれるため、中部地方以北の地域で庭木や生垣に利用されています。東北北部と北海道ではサカキ、ヒサカキを産しなかったため、サカキ、ヒサカキの代わりに玉串など神事に用いられ、神社の境内に植えられています。木材としては年輪の幅が狭く緻密で狂いが生じにくく加工しやすく、光沢があって美しいという特徴があり、建築、床柱、器具、機械、彫刻、ろくろ細工、櫛(くし)、経木(きょうぎ)、鉛筆
などに広く利用されています。岐阜県飛騨地方の一位一刀彫が有名です。
一位(イチイ)の名前は、仁徳天皇がこの木で笏(しゃく)をつくらせ、それで正一位を授けたので「一位」と呼ばれることになったといわれています。
果実は甘く、そのまま食用にしたり、焼酎漬けにして果実酒が作られる。しかし種子にはタキシン (taxine) という有毒のアルカロイドが含まれていますので、種子を誤って飲み込むと中毒を起こし、量によって危険であるため注意が必要です。
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