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2019年01月20日21:49

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1月21日の誕生花・ローズマリー

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1月21日の誕生花と花言葉は、木蔦[キヅタ](アイビー・信頼・誠実・結婚)(友情)、カーネーション(オランダ石竹[オランダセキチク])〈ピンク〉(熱愛の告白)、雪柳[ユキヤナギ](愛らしさ・懸命・殊勝・静かな思い)、蝋梅[ロウバイ](慈愛心を持っている)等々があります。今回は、ローズマリー[迷香]を取り上げます。花言葉は、「思い出」です。

ローズマリーは、シソ科に属する植物です。地中海沿岸地方原産で、生葉若しくは、乾燥葉を香辛料、ハーブ(香草)として用いられています。また精油は薬にも用いられています。
属 名のRosmarinusは、ラテン語のロスマリヌスRosmarinus(海のしずく)に由来し、海に面した崖(がけ)に多いことから名付けられました。愛や貞節の象徴とされています。和名 (マンネンロウ) の漢字表記は「迷迭香」であるが、これは中国語表記と同一です。日本へは文政(ぶんせい)年間(1818〜30)に渡来しましたが、あまり栽培されませんでした。
全体に強い香りがあり、この強い香味が肉の臭み消しになるので、肉料理にはよく用いられる。各種スープ、シチューや、バーベキューソースなどのつけ焼きのたれにもよく、ポテト、カリフラワーなどのゆで野菜にふりかけて食べたりする。口臭除去の効果もある。抽出してティーは、化粧水として使うと肌を聞き閉め、殺菌して若さを取り戻すといわれます。乾燥しても香りが持続するので、刈り取った枝をそのまま部屋に吊るしたり、かごなどに入れておくだけでも消臭効果があります。古代ギリシアの時代から体を暖める薬として飲用したり、ヨーロッパではこのローズマリーが頭脳を明晰(めいせき)にし、記憶力を増す力があると信じられ、また魔女や悪魔除(よ)けにも使われていたそうです。
また、古代のローマで栽培され、花冠に編み、中世のイギリスやフランスでは死者に持たせ、葬儀には小枝を持って参列し墓に投げ入れていました。結婚式には、香水をかけ、金粉をまぶして飾っていました。フランスでは、古くから「香木(アンサンシエ)」名前でよばれ、ローズマリーの小枝を使って悪霊を追い払ったり、これを薫香として炊いたりしていました。シェークスピアは『ハムレット』で中で、オフィーリアにローズマリーを持たせ「忘れないでね」と発言させていました。
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