初期投資を考慮すると始めやすいとは言えないな。以前相談を受けた際に試算段階で賃貸で開店したほうが安くつくという結論に至った経験がある。
水タンクや給排水設備などの擬装に思った以上の経費が必要用で車両持ち込みで保健所の規定を満たすには300万円程度必要で、部品を集めてDIYでやるにも満足な車両に仕上げるには相応の経費と技術が必要だ。
運用上も従来のようにゲリラ的に開店して回るというのはもはやできない時代になった。いくつかの開店場所を確保して巡回営業で回していくというのが現実のようだ。
都心ではもはや過当競争で飽和状態だそうで、思うような売り上げを期待できず、場所代も徐々に高騰しつつあるという話も聞く。
昔のようにホットドッグや焼きそばで営業が成り立つ時代ではないようでいわゆる仕込みに時間がかかるメニューでないと勝負にならなくなってきていることもあり、営業面で採算をとることが難しくなってきているようだ。
車両は中古やレンタルで確保したり別にセントラルキッチンを確保したりとよほどうまく準備しないと営業的には成り立たせるには困難が伴う。
いずれにせよ店舗で調理するようなレベルの作業は車上ではできないことを前提に計画を進める必要があることと意外に採算ベースの食数確保には限界があることも知っておくべきだと思う。
■キッチンカーの知られざる事情 「はじめやすく続けにくい」理由とは ルーツはお台場? コロナによる変化
(ウィズニュース - 12月01日 07:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=6326137
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