たまにはテレビでじーっと観るもんだ

NHKの国会中継がテレビもラジオも突然中止になり「ああそうですかい！」と腹くくってたら朝の「日の丸タイム」がご丁寧なことに縦書きで、しかもひらがなの字幕で「君が代」の歌詞を流すようになった。「さあ、早起きのお年寄りは声を合わせて歌いましょう、それが正しい日本国民のしあわせです〜♪」とでもいうのかいな、私みたいに下町の書店街のおかみさんだった祖母が特高警察に「平和主義者．階級平等主義者＝非国民」というラベル貼られて追っかけられて殺されちゃったという「過去」がある人間もいるわけで。生きていれば教養はあるし（戦前の女子大卒）瞳はぱっちり一族の遺伝できれいな声、と好条件そろっていたので「生きていれば市川房枝さんと並んで女性国会議員第一号」といろんなお年寄りから繰り返し言われたもんだ。そんなわけで君が代がどうしても歌えない私はあえて口パクで「わ〜れ〜ら〜が〜」と息してそこから「世ぉは〜♪」歌って自分で支持する政党を自分の脳でよーく考えて選んで投票してきたわけで。
だからどの世界に行こうと慕ってきてくれる年下の女性が集まったらお茶会なり飲み会なりサロンを作って裏話しながらジョーク飛ばしながら「女性なら投票に行きましょうよ、女性こそ投票に行きましうょうよ、どの政党支持でもかまわないから『自分の意志と知恵で投票しましょう！』」とずーっと啓蒙活動続けてきたわけで。
それでも「美人だから投票しました」とか「元スケバン女優だから好きなんです」とかでもそれは「男性上位女性蔑視の思想の政党だぞ〜いいのか〜・・・」とおなかの底では思っても学校で「右とはなにか」「左とはなにか」この政党はどいう組織、どういう思想から成立したかなんて「昔から今へのプログラム編成」で教育している限り「時間切れ〜」とか「受験では出ませ〜ん」とか言う理由で社会系の「民族とはなにか」とか「歴史とは何か」とか「国家の主義とはなにか」とか「今の日本の法システム」「日本という国土の『岩の歴史』『森の歴史』『川の歴史』とかみーんなすっぽかしちゃってるわけでけで。そうなったら広報見るなり回覧板を見るなり自治会の掲示板見るなりして実費参加の催しで公民館やら現地集合で集まってその機会に知り合い増やして地域なり地元の歴史なり自分から積極的に動いてシンパ増やして「自分のコミュニティ」というものは「自分自身でジャンル広げて自分自身で参加して自分自身の能力でで自分自身の「品格と知識をステップアップ」してゆくのが自分自身の幸福発見のポイントだし、後へ続く子孫への生き方のお手本だし、何のかんの言っても最後まで正気保って健康に生き延びるのは人類の場合確実に「メス」のほうなんである。

それにしてもNHKの「Ｌｉｆｅ！」、「宇宙人はいるの回はおもしろかった！あれはいちどお金払ってでも覧るべきである。モンティパイソン理論を元にしたコメディー番組だが覚悟が違う。NHKの組織は今人事と報道と財務が決定的にある与党のごり押しで崩壊しているわけなので、そのぶんスポーツとか娯楽とか教養とかドラマとか」とかの部門がモーレツに頑張ってクオリティの高い番組を作ってきた。今やってる「伝説のお母さん」なんて俳優も脚本も演出も本当に質がよくて「『女』とは｣「『母』とは」「『夫婦』とは」「『男』」「『子育て』とは」「『失敗だった人生のパートナーにどう見切りをつけるか』「『地域』とは」「『行政』とは」「『行政のトップが無能だった場合、地域社会のシステム運営はどういう崩壊を起こすか』」まで表現している。

制作スタッフだってコメディアンだってそれぞれに｢思索」があって「勉強」があって「方向性」があるわけで。

さすがにこの日は「楽屋トーク」がすごかったいつもの「対面式４人」ではなくタレント一同「丸イス横並べ全員集合」で「それじゃあ言わせていただきましょう」モードだった。
ああ、ウッちゃんがいるぞムロツヨシがいるぞ〜、それじゃあ聞かせてもらいましょうじゃないの！と思ったら、案の定面白いトークでした。

多少のお金払っても見るとイイと思いますよ「総理」は　「宇宙人」で検索かけるとでてきます。

いや〜、こりゃ「語り継がれる伝説の傑作」だわ・・・