ジュラシックワールドとか、STAR WARSとか、今年は昔大人気だった映画の再発が盛りだくさんですね!
シュワちゃんも離婚してスッキリしたのか、老体に鞭打ってターミネイターアイルビーバックですね!
ターミネイターは言わずもがなシュワちゃんの出世作ですが、シュワちゃんがフィーチャーされたのはターミネイター2のほうで、CG技術の導入もあって世間一般的には2のイメージが強いのではないかと思われます。
シュワちゃんのキャラと、今は亡き(に近い状態の泣)エドワード・ファーロングの美少年ぶりが際立っていたので2は人気が高いですが、私は誰がなんと言おうと1作目押しです!
日本の公開当時の宣伝は、すでにアメリカのシュワ人気を受けて大々的にシュワちゃんにスポットを当てていたので、私はてっきり筋肉ムキムキ系のB級アクション映画だと思っていました。
TV放映で初めて観たら、シュワちゃんはインパクトはあるけどただの凶暴なロボットで、メインは未来から来た戦士カイルと後の英雄の母サラの哀しい運命の物語という印象だったので、あのマーケティングは本来の作品のテーマと違うのではと思いました。
でも結果的にはシュワちゃんだけが出世したし、2はターミネイター同志の対決が見せ場だったのを考えると、キャメロン監督は元々そっちを狙ってたのかもしれないし、当たったからそっち系にシフトしたのかもしれません。
その後の監督作品を観てもエモーショナルな展開がそんなに上手ではない感じだし、強い女性を主人公にしたがる傾向があるので、もしかしたらターミネイターから私が受けた印象は全くの偶然の産物だったのかもしれません。
でも例え偶然だったとしても、そこに惹かれた1作目ファンは結構いると思うのですよねー。
偶然の産物かもしれないポイント
低予算のため無名に近い俳優を起用
老け顔で特別な美人でもないリンダ・ハミルトンを起用したことで、どこにでもいるギャルだったサラの背負った運命の重さがよりリアルに感じられた
※サラはなんと19歳の設定だったんですね!当時リンダは28歳、すでに無理がある配役ですが、私はてっきりバーガーショップで生計を立てている元ヤンキーだと思っていました
ポイント
低予算のため無名に近い俳優を起用
陰鬱なイケメンのマイケル・ビーン(改めて見ると結構悪人面)を起用したことで、ロボットに占領された暗い未来から決死の覚悟でサラを救いに来たひたむきさがよりリアルに感じられた
ポイント
あくまでもメインは未来からやってきたロボットもしくはサラ
マイケル・ビーン演じるカイルの最後は結構あっさりしていて、さっさとサラVSターミネイターの展開に移ることで、サラとカイルの哀しい別れがよりリアルに感じられた
刹那的な状況に追い込まれたサラが、命がけで守ってくれるカイルに惹かれるのは自然ななりゆきかもしれませんが、カイルの想いはそれを遥かに越える深いものだった。その告白シーンこそがこの作品をただのアクション映画では終わらせない魅力なのです!
「ジョンにあなたの写真をもらったんだ。なぜ僕にくれたのか。
とても古くて、ぼろぼろで色褪せた写真。
あなたは今みたいに若くて、寂しげな表情をしていた。
その時あなたが何を思っていたのか、いつも考えていた。」
「サラ、あなたのためにここに来たんだ。
愛してる。
ずっとあなたを愛していた。」
Sarah, I came across time for you.
I love you.
I always have.
アイルビーバックよりいいセリフだと思うんですけどねー
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