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2012年09月16日21:21

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ディズニーランドと大統領

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早いもので3チビとのディズニーランドも、今年で4回目。

今回は妹2号の旦那さんも加わり、ちょっと作戦を練ってみたりして、かなりこなれてきました。

去年までは滞在時間半日だったのが、なんと開園の8時から夜の7時まで3チビパワー炸裂!
定番、ジャングルクルーズやウエスタンリバー鉄道はもちろんのこと、プーさんにバズにも(興味ない人には全くわからないでしょうけれど)ファストパスを上手く使ってたくさんのアトラクションに乗れて大満足!


今回私が一番楽しかったのは、カリブの海賊でした。

オープン当初はエントランス近くにひっそりとたたずんでいて印象が薄く、人気のなかったアトラクション。
キャラクターも出て来ないし、なんで海賊?と思われていました。
確か2回目のディズニーであまり期待せずに入ったら、不意打ちのウォータースライドあり、迫力の戦闘シーンありで、私たち三姉妹のお気に入りのアトラクションになったんです。

3チビ1号が乗りたがって、お兄ちゃんの真似をしたい3チビ3号も行きたいと。
ウォータースライドがどうかなと心配したけれど、制限に引っかかるわけではないので行ってみました!

パイレーツオブカリビアン仕様になってから初めてのカリブの海賊。
わー真っ暗、こんなに暗かったっけ?
3チビと行くようになってからジェットコースター系は乗っていないから、久々の急降下が気持ちよかった〜♪
ちょうど最後のジャック・スパロウが椅子を揺らして歌うシーンで少し停滞したので、本物のような動きをじっくり観ることができました。
ディズニーが誇る技術オーディオアニマトロニクスの精巧さに感心!
キャラの濃いジャック・スパロウが、違和感なく世界に馴染んでいるのも凄い。




で、ふと気になりました。
何となく前よりも豪華で派手になった気がする。
一体前とどこがどう変わったのでしょう?

さすがディズニー、リニューアルのドキュメンタリーがちゃんとありました♪(US版だけど)


後半はジョニー・デップが見学に来た様子が出てきます。


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さて、このオーディオアニマトロニクス。
すでに50年以上前にディズニーパークで採用されていたロボット技術です。
ロボット大国日本と言われていても、やっぱりこういった技術を生み出したアメリカ、ディズニーは凄いと思います。

それで思い出したのが、アメリカのディズニーにあるアトラクション。
Hall of PresidentsとGreat Moments with Mr. Lincolnという名前で、L.Aとフロリダそれぞれにあるようです。
少し内容が違うようですが、どちらもアメリカの歴代大統領がロボットで勢揃いする、鑑賞型のアトラクションです。
技術はすごいんだけど、延々とアメリカの歴史と大統領の演説を見せられるという。。。私は多分退屈なので一度見れば十分なアトラクションな気がします。

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60年代当初の型と最新型を見比べてみましょう!


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Great Moments with Mr. Lincoln
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Hall of Presidents
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全部顔が違う。。。



2009年にはオバマ大統領も追加されたそうです。
いくら大統領選挙に熱心なアメリカ人が多いと言ったって、絶対退屈な人もいる思うのですがこういうアトラクションがずっと設置されているのは凄いことだなぁと思いました。
しかも現役の大統領も登場してしまうなんて、日本で歴代の首相が並ばれたとしても、見る気しないなぁ。


震災直後にたまに読んでいた内田樹さんのブログで紹介されていた、トクヴィルというフランスの政治学者の分析を思い出しました。
「統治者の才能や徳性は被統治者と同程度であるほうがデモクラシーはスムーズに機能する。
なぜなら、徳や才があるけれど、大衆とは意見の合わない統治者をその権力の座から追い払うのは、そうでない場合よりもはるかに困難だからである。
だから、あきらかに資質に欠けた統治者を選ぶアメリカの選挙民を「バカだ」と言うのは間違っている。
統治者は選挙民と同程度の知性、同程度の徳性の持ち主で「なければならない」という縛りをかけている限り、その統治者がもたらす災厄は選挙民が「想定できる範囲」に収まるはずだからである。
ポピュリズム(大衆主義)は一つの政治的狡知(こうち=悪知恵)である。」

ということは逆に言うと、大衆に人気のある人だったら、人気のない人よりも物事は上手く進むし、大したことをやらなくても大衆の空気感と合っていれば同調してもらいやすいってことでしょうか?
どうせ思い通りにならない政治だったら、いっそみんなノせられてしまって団体責任みたいになったほうがいいのかも。。。なんて思いました。


ところで、Hall of Presidentsのリンカーンは、何となくリーアム・ニーソンに似ていませんか。。。?
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実は、スピルバーグが監督する映画「リンカーン」が今年アメリカで公開予定です。
リンカーン役はダニエル・デイ・ルイスなんですが、その前にリーアム・ニーソンが受けたけれど断ったというエピソードを思い出しました。
もしかしたら彼がモデルを務めたのかも!



リンカーンロボットはこの3体だけでなく、しかも何回かリニューアルされているようでそれぞれちょっと違っていて眼鏡をかけているのもありました。
色々あり過ぎてどれがどれだかわからなくなってきました。。。こういうの調べるのが好きなんですが、深みにはまりそうなのでここら辺で。


アメリカ人のリンカーン好きにびっくり。
そして大統領選に熱くなるアメリカ人がちょっと羨ましくなりました。

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