君には
私の知らない世界がある
私の知らない人生がある
この知り合った世界で
過ごす時間など欠片とも言えない時間
その手をすり抜ける砂粒ほどの何かに
私はすべての想いを賭けてしまう
不利なのはわかってるのに
いきてくうえで
こんなくだらない危険な選択はないのに
異世界での
遊戯時間だけの知り合い
そんなものに普通は人生を委ねたりしないよね
それでも私は
夢を見る
明日も同じ時を過ごしていることを
いつか同じ時を永久に過ごせることを・・・
そして君は今日も来ない
いろいろ考えてみるけど
本当のとこの理由を知るすべはない
9fin
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