観光はママチャリを借りました。
自転車って便利だから。
○法隆寺。
JR奈良駅から10分ぐらいです。
バスがすぐ来たらバスに乗ろうかと思っていたら、９時以降ではなくては営業なし。
では、歩きますかと歩いてみると。
観光客がいない。
どういうこと？
たぶん、８時代に観光客は来ないのね。
きっと、京都奈良ツアーでバスで来るのかしら。
中に入ってみると、落ち着いた雰囲気で商業化されていないイメージです。
男性一人とか、ご家族連れ。
「お父さんは歴史が好き。いつも家族のために働いているお父さんにやっと休みがとれました。家族で旅行に来ることができました。幸せです。」
そんな心の声が聞こえそうなご家族多数です。
仏像を拝見させていただいていると、最初のうちは顔がデカイとかバランス悪いとか、世俗的発想満載でした。
ふと、イスラム教は偶像崇拝禁止だったこと思いだしました。
聖徳太子とマホメットは同じ時代の人らしいです。
私的に見ると、ありがたい仏像に手を合わせて、謙虚な気持ちになりたいけれども、難しいもんです。
拝観料をとるのが、寺。
仏像等を維持するのにお金がかかるから。
でも、その存在に歴史がきざみこまれていて、その時代、見る人によって、いろいろなことを感じさせてくださる。
そんな意味があるように感じました。
法隆寺駅から奈良駅に戻る途中、観光客少ないなあ、大丈夫と心配していると。
奈良駅降りた途端、大勢の外国人出現。
そうか、大阪に泊まって、電車で奈良観光にくるわけか、納得。
○興福寺
奈良駅近くで500円で自転車借りました。
時間ないから、いろいろ廻るよ。
興福寺の前には池があり、ああ、なんか歴史深い奈良観光ぽくなってきたよと盛り上がります。
拝観せず、ぐるっと様子だけ見させていただき、春日大社へ。
○春日大社
参道からは自転車を降り、進みました。
噂の鹿様、写真を撮りまくる観光客、アイスクリーム、なんか非常に混沌としています。
厳かという言葉がどこにもない。
クラクラしてきます。
○東大寺
東大寺もこの混沌が続き、どうしたもんだかと思い、拝観はやめました。
高僧が強制わいせつと後日ＴＶ報道で見ました。
仏の教えというスピリッツが伝わってこない理由がわかりました。
商業主義に走りすぎです。
○平城京跡
それこそ、跡と言うかんじで何もありません。
それよりも、なぜ、近鉄が走っているのでしょうか。
遷都してから田んぼだったが、近年保存する動きがあったとありました。
どんな街だったのでしょう。
想像が膨らみます。
時間があったら資料館、廻りたかったです。
東大寺から、住宅街を通って、チャリできました。
なんか、日常生活と同じで、夢ないわ。
後で知ったことですが、歴史の道というのがあって、これを廻れば効率よく奈良の街を廻れたのに残念です。
○唐招提寺
鑑真様が戒律専修道場を創建されたことが起源です。
寺の名前から中国からはるばる来ていただき、厳しい修行をというイメージですが。
いいところです。
お庭がきれいで、女性向けです。
癒されます。
○薬師寺
唐招提寺の近くにあります。
名前から、病気を治すための薬草などを育てて、多くの人々を救ったなんて、勝手にイメージしましたが、そんな話なんかありませんね。
それよりも、西塔と東塔があって、東塔修理中です。
この塔って、白鳳時代にこれだけのものを作るって、技術面・金銭面でかなり大変ではなかったかと思えます。
時代が変わっても大変だと思いました。
資金集め大変のようです。
足早に自転車で廻りましたが、もっといろいろ勉強してから、廻りたかったな。
後、古墳地域も行きたかったです。
帰りは、近鉄特急で京都まで行きました。
２階建て車両でご機嫌でした。
しかし、京都に着くと、すごい人が。
東京までの新幹線が空いていません。
結局、１時間待ちでした。
私は地下街で食事をしたので、問題ありませんでしたが、次回からスマートＥＸで予約しないとダメですね。
学習いたしました。
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