面白いなあ、この映画。低予算ながらアイデア賞モノの脚本で、きっちり楽しませてくれます。
https://alpsnohashi.com/
でも最初にキャッチコピーを見て以来、しばらく敬遠してたんですよね、じつは。
『「しょうがない。」から始まる、演劇部、元野球部、帰宅部の空振りな青春。5回表から9回裏まで、観客席の端っこが世界で一番熱い場所になっていく──。』
青春モノは地雷が多いし、いい歳したオジサンには乗れないジャンルですからね。ハナは候補から外してました。それがどうも「作風は思ってたのと違うかも?」と思い、迷った挙げ句に劇場へ足を運んだんですが、観に行って大正解でした。
原作は、高校の演劇部の顧問の先生が手掛けた戯曲だそうで、それが賞を獲って注目を浴び、舞台興行となり、さらに映画化 (本作) とその他に漫画化もされるという大展開を繰り広げています。そこまで評価されてるなら、この映画版の満足感も納得というものです。
低予算をアイデアでカバーして...というと「カメラを止めるな!」を思い出しますね。あのときの社会現象とまではいかなくても、「アルプススタンドのはしの方」ももっと脚光を浴びていいんじゃないでしょうか。
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