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2022年05月15日07:46

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日本はアジア最後の砦だった


世界史の大きな流れの中で、大東亜戦争の意義を、正しく検証していくことが重要です。我々は、第二次世界大戦を日本が戦ったことにより、いったい何が起こったのかを、冷静に分析し、考察してみる必要があります。アジア諸国は、何百年もの間、白人キリスト教国に植民地支配をされてきました。

第二次世界大戦前のアジアを眺めると、そこにあったのは、欧米列強に植民地とされた国々ばかりでした。白人が、アジアを支配していたのです。植民地とされることなくアジアに残された独立主権国家は、日本とシャム王国とネパールのみでした。

もっともシャムとネパールは、ヨーロッパの白人列強がアジアの陣取り合戦をする渦中で、緩衝地帯となってかろうじて独立を保っていただけでした。独自の軍事力によって、アジアで独立を保つことができた独立主権国家は、なんと日本だけだったのです。この現実は、どれほど日本にとって脅威であったことであろうか。

日本だけが、アジアで唯一残された、白人列強の植民地支配から独立主権を、自らの軍事力で護ることのできる国だったのです。そのことを、「レイス・ウォー」の中でジェラルド・ホーン教授は、次のように論じています。

アメリカが日本を開国させた後、多くの日本人は、アジアとアフリカを襲った運命が、今や自分たちに訪れようとしていると、恐怖に駆られました。カルメン・ブラッカーは、明治維新による日本の近代化が「インドや中国を貶めた恥辱に満ちた運命を避けようという欲求によって、起こった」という、説得力ある議論を展開しています。

「アヘン戦争はもちろん、西洋の侵略が日本人の恐怖を高めた。白人至上主義との遭遇が、日本のエリートに『日本は自国の安全保障のために、近隣諸国を防衛して、軍事力を行使すべきである』と、信じさせた。日本の朝鮮への介入も、朝鮮の文明化を推進し、西洋に対して、アジア全体の力を増すためだと、正当化した」

この戦略にとって、朝鮮のような隣国を、併合することが、重要だったのです。ウォーレン・コーヘンは、「欧米の帝国主義からアジアを解放するという考えは、明治時代から第二次世界大戦まで、日本人の心の中で、強い潮流となっていた。このビジョンは、日本人にとって利他的なものだった」と、説いています。実に示唆に富む言及です。

日本の朝鮮統治は、侵略的な意図によるものというよりは、防衛的な必要性からです。そもそも日本の朝鮮統治は、併合、あるいは合邦であって、植民地支配ではありません。このため、日本は税金の持ち出しで、朝鮮のインフラや教育レベルの向上に努めました。

欧米の植民地支配が搾取であったのと、全く対照的なものだったのです。朝鮮人を日本国臣民として、本国の臣民と少なくとも法律上は対等に扱いました。こんなことは、大英帝国の植民地で搾取にあう有色人種の「帝国臣民」にはあり得ない平等な扱いだったのです。

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