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2022年01月05日05:21

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血圧の高い人が接種すると


血圧の薬を飲んでいる人は、少なくないと思いますが、ワクチンを打つときに、その前後三日間ほどは、服用をやめなければならないものがあります。その一つが成分にβブロッカーが入っている薬です。

βブロッカーには、交感神経を抑制して心臓の働きをやわらげる作用があります。それによって心拍数が減少して血圧が下降し、心不全の症状が改善されます。高血圧や不整脈などにも汎用される薬です。

しかしワクチン接種時には、一つ注意しておかなければならない問題があります。あまり考えたくないことですが、ワクチン接種をして万が一アナフィラキシーショックが発生した時、よく使われているアドレナリンの作用を、弱めてしまうことがあるからです。

高血圧症、動脈硬化症、心臓疾患、あるいは脳卒中後遺症など、高血圧症によって発症する合併症に対しては、その治療や予防のために、いわゆる血液をサラサラにする働きのある薬を、同時に他の降圧剤と一緒に服用することがよくあります。

この血液凝固に関与する薬も、ワクチン接種後の突然死として多発する脳卒中や心臓疾患を防ぐために、こうした血液の凝固に関係する薬は、避けた方がよいと考えられているからです。今使われている血液サラサラにする薬として代表的な薬には、次のようなものがあります。

抗血小板としてのバイアスピリン、この薬は、血小板の血液凝固作用を抑制して血液が血管の中をサラサラと流れるために用いられる薬です。しかし、万が一、脳や心臓で出血が起こったときは取り返しのつかない状態になりかねません。

抗凝固薬としてのワーファリン、今では、心筋梗塞や脳梗塞などの後遺症に対する薬としてなくてはならない薬です。しかし、血液凝固を防ぐという作用機序から考えると、万が一、アナフィラキシーショックを起こした時には、その治療に重大な影響を及ぼす可能性があります。コロナワクチン3回目打ちますか。医者の私が接種しない理由。医学博士・志賀貢/幻冬舎、参考。

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