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2021年11月28日07:33

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勤務医の息子はモルモット

医学博士の志賀貢先生の友人Bさんの息子さんは、50代の勤務医です。彼は、多少不整脈の持病があるので、志賀先生と同じ関業医のBさんは、息子のワクチン接種を辞めるように、アドバイスしました。しかし、Bさんはアドバスにうなずきながらも、最後は無視し、大学勤務の医師として感染予防のためのワクチンを受けました。

Bさんが懸念したとおり、息子さんはワクチン接種の翌日39度の高熱を出し、下半身に蕁麻疹のような発疹が現れました。強い倦怠感にも襲われたのですが、息子さんはその症状に耐えて勤務を続けました。これらの症状は3日ほどで消えたのですが、2週間後、夕食の後に、突然40度の高熱を発し、腹痛を訴えて寝込んでしまいました。

さすがに不安を覚えた彼は、翌日、勤務先の大学病院でPCR検査を受け、陰性であることを確認したうえで治療を受けました。再度の副作用に驚いたBさんは、1週間後に迫った2回目ワクチン接種を絶対に受けないようにと忠告しました。

しかし、声を荒げて必死に説得したにもかかわらず、「ワクチンの精度を高めるために、モルモットになるもの医者になった宿命だ」とわんばかりに反発、がんとしてBさんの説得に耳を貸そうとしませんでした。

結局彼は、あらかじめ抗アレルギー薬と解熱鎮痛剤を服用して、2回目のワクチンを接種しました。なぜ、彼は命の危険を冒してまでワクチン接種にこだわったのでしょうか。それは、大学の外来診察にはワクチン接種が義務付けられていたというのも理由の1つだったようです。

とはいえ。危険を冒してまで病院の規則に従おうとする彼の意志の強さに、志賀先生は感服したと語っています。志賀先生は、友人Bさんの、今にも泣きだしそうな声を聴きながら、今では遠い記憶の中にしか生きていない第二次世界大戦のことを思いうかべていましたと言います。

お国のために命を落として逝った、戦時中の若き学徒の姿を重ねてしまったようです。改めて、日本人はなんと、使命感と義務感の強い民族なのだろうかと思い、思わずため息が出ました。

Bさんの息子さんのような若き医師たちの命を守るためにも、1日も早く、副作用のないワクチン開発が進み、安全なワクチンの完成の時が来ることを祈るばかりです。コロナワクチン3回目打ちますか。医者の私が接種しない理由。医学博士・志賀貢/幻冬舎参考。

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