フットサルとは、現在は、統一ルールとなっていますが、ルーツを辿ると次のような2種類に大別されます。 一つはサロンフットボールからの流れです。南米を中心にローバウンドボールでプレーしていた競技のことです。
もうひとつはインドアサッカーからの流れです。イギリスから始まり、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアへ広まり、各所ごとに独自ルールでプレーされていました。普通のサッカーボールを使って、壁の跳ね返りも利用してプレーしていました。
1988年にFIFAがルールを制定し、その時から人数も「5人」が正規ルールとなりました。サッカーのミニチュア版という感じのスポーツですが、サッカーとは様々な違いがありますので、ルールを幾つか紹介します。
コートの面積はサッカーの15%くらいです。プレー人数はサッカーの11人に対して、「5人」です。まあ、面積に対してはこんなものでしょう。 ルールで最も大きく違うのは、強い接触プレーが禁じられていることです。
ショルダーチャージやスライディングタックルは禁止です。だから女性でも愛好者が多いのです。バスケットボールのように6回目の反則からは、直接フリーキックというのも面白いです。 スローインではなくキックインというのも特徴です。
他にも幾つかの違いがありますが、バスケットボール同様に攻めては守るって感じなので結構ハードです。20分ハーフが正規ルールですが、年齢が高くなれば、10分ハーフでも十分です。
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